文献

J-GLOBAL ID：201702225873352022   整理番号：17A0565859

エンドミル加工における切削抵抗予測手法

著者 (1件)： 金子順一 (埼玉大学大学院理工学研究科)
資料名： 精密工学会誌(Web)  (Journal of the Japan Society for Precision Engineering (Web))
巻： 83  号： 3  ページ： 199-203(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U0462A  ISSN： 1882-675X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 難削材加工や切削時間短縮に対応するため,工具に作用する負荷が一定になるよう調整し,加工時間を短縮する手法が提案されている。本文はエンドミル加工における切削抵抗の事前予測に関し,必要な計算モデルの種類や切込み深さ推定手法の相違を解説し,幾何形状処理の高速化技術として,1)工具切れ刃に作用する切削抵抗の定量的予測モデル,2)任意の工具経路上でのお工具位置・工具回転角における工具切れ刃と加工対象表面との干渉領域を推定する幾何モデルを紹介した。

シソーラス用語： *エンドミル ,  切削 ,  CAM【生産】 ,  切れ刃 ,  *切削抵抗 ,  モデル ,  *数学モデル ,  *予測モデル ,  幾何学モデル
準シソーラス用語： 幾何モデル ,  推定モデル ,  *切削加工 ,  定量モデル

著者キーワード (10件)： cutting force ,  machining ,  simulation ,  prediction ,  GPGPU ,  cutting force ,  machining ,  simulation ,  prediction ,  GPGPU

分類 (2件)： CAD,CAM  (JE10000A) ,  フライス加工  (QC02030R)

引用文献 (5件)：

• 1) 例えば,岩部洋育,清水啓輔,佐々木三宣:三次元CADを活用したボールエンドミルによる切削機構の解析(傾斜面切削における切削面積と評価値による切削特性),日本機械学会論文集(C編),72, 1(2006)247.
• 2) 例えば,西川隆敏,菊田敬一,門藤至宏,筒元隆博,金子順一:エンドミル加工の誤差補償System(第1報)-動たわみモデルによるボールエンドミル加工の誤差予測とNCデータ修正-,精密工学会誌,78, 11(2012)975.
• 3) 例えば,中本圭一,河野智之,小山智,坂口龍彦,白瀬敬一:ボクセルモデルを用いたヴァーチャルマシニングシミュレータの開発,精密工学会誌,74, 12(2008)1308.
• 4) S. Alan, E. Huseyin, N.P. Ronald and F.F. Sarah : High accuracy NC milling simulation using composite adaptively sampled distance fields, J. of Computer-Aided Design, 44 (2012) 522.
• 5) J. Kaneko and K. Horio : Fast Cutter Workpiece Engagement Estimation Method for Prediction of Instantaneous Cutting Force in Continuous Multi-Axis Controlled Machining, Int. J. of Automation Technology, 7, 4 (2013) 391.

タイトルに関連する用語 (3件)： エンドミル加工 ,  切削抵抗 ,  予測手法