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J-GLOBAL ID:201702225913742588   整理番号:17A0681043

暖地の農家水田におけるべんモリ被覆種子での代かき同時打ち込み点播による水稲湛水直播の苗立ちと収量および収穫物のモリブデン含有率

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資料名:
巻: 86  号:ページ: 201-209(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: G0811A  ISSN: 0011-1848  CODEN: NISAAJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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水稲湛水直播では苗立ちの確保が重要で,このために過酸化カルシウム粉粒剤 (以下,過酸化Ca剤) による種子被覆が実施されてきた.過酸化Ca剤による被覆は資材費や手間がかかる.これらの負担を軽減するために,新たな種子被覆法としてべんモリ被覆を考案した.この方法は,三酸化モリブデンと酸化鉄とポリビニルアルコールの混合粉末で種子を被覆する.そこで,2013~2015年に,これまで過酸化Ca剤被覆種子で代かき同時打ち込み点播を実施してきた佐賀県上峰地域の農家水田において,過酸化Ca剤被覆種子とべんモリ被覆種子を直播する区を設けた.その結果,苗立ち,生育,収量において,種子被覆の違いによる有意差はなかった.また,収穫期の水稲地上部と玄米,および栽培後の土壌のモリブデン含有率に,種子被覆の違いによる有意差はなかった.さらに,試験水田の周辺の農家水田でべんモリ直播の普及がみられたので,それらの水田の苗立ちと収量を調査したところ,十分な苗立ちが得られ,栽培においてべんモリ直播による不都合はみられなかった.以上から,暖地における代かき同時打ち込み点播では,過酸化Ca剤被覆の代わりにべんモリ被覆での代替が可能であり,これによって資材費が安く,被覆作業も容易になると期待された.(著者抄録)
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稲作 
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