文献

J-GLOBAL ID：201702225941271258   整理番号：17A1207782

妊娠中のジカウイルス感染を有する女性における小児の転帰:大規模出生前ジカスクリーニングプログラムの結果【Powered by NICT】

Infant outcomes among women with Zika virus infection during pregnancy: results of a large prenatal Zika screening program

著者 (9件)： Adhikari Emily H. (Department of Obstetrics and Gynecology, University of Texas Southwestern Medical Center, Dallas, TX) ,  Nelson David B. (Department of Obstetrics and Gynecology, University of Texas Southwestern Medical Center, Dallas, TX) ,  Johnson Kathryn A. (Department of Pediatrics, University of Texas Southwestern Medical Center, Dallas, TX) ,  Jacobs Sara (Department of Obstetrics and Gynecology, University of Texas Southwestern Medical Center, Dallas, TX) ,  Rogers Vanessa L. (Department of Obstetrics and Gynecology, University of Texas Southwestern Medical Center, Dallas, TX) ,  Roberts Scott W. (Department of Obstetrics and Gynecology, University of Texas Southwestern Medical Center, Dallas, TX) ,  Sexton Taylor (Dallas County Health and Human Services, Dallas, TX) ,  McIntire Donald D. (Department of Obstetrics and Gynecology, University of Texas Southwestern Medical Center, Dallas, TX) ,  Casey Brian M. (Department of Obstetrics and Gynecology, University of Texas Southwestern Medical Center, Dallas, TX)
資料名： American Journal of Obstetrics and Gynecology  (American Journal of Obstetrics and Gynecology)
巻： 216  号： 3  ページ： 292.e1-292.e8  発行年： 2017年 
JST資料番号： H0702A  ISSN： 0002-9378  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 妊娠中のジカウイルス感染は先天性小頭症と他の神経学的罹患率の既知の原因である。2016年3月14日から単一施設でのヘルスケアシステムでの大規模出生前スクリーニングプログラムの結果を提示した。著者らの目的は,著者らの妊娠集団における旅行関連ジカ感染のベースライン有病率を報告し,ジカ感染の証拠を有する女性の旅行特性を決定し,ジカ感染の証拠のない女性と比較して母親と新生児の転帰を評価した。これは我々の健康ケアシステムにおける出生前ジカウイルススクリーニングの前向き観察研究である。ジカ影響地域への最近の旅行のためのすべての妊娠女性をスクリーニングし,血清は感染の危険性があると考えられるについて試験した。妊娠中の正および負のジカウイルス試験の女性における母親の人口統計と旅行特性と周産期転帰を比較した。妊娠中の可能なジカウイルス感染の証拠がある女性のすべての乳児に行った包括的神経学的評価。妊娠年齢による頭囲パーセンタイルは正と負のジカウイルス検査結果をもつ女性の出生した児を比較した。2016年10月1日を通して3月14日から,全14,161人の妊婦のジカ影響国への旅行をスクリーニングした。610(4.3%)女性の旅行を報告し,試験結果は547で利用可能である。これらのうち,可能なジカウイルス感染の証拠が見出された29人(5.3%)。著者らの集団では,妊婦における無症候性または症候性ジカウイルス感染の有病率は2/1000であった。ジカウイルス感染の証拠がある女性は中央または南アメリカ(97% vs 12%, P<.001)から移動した可能性が高かった。解析に利用される391種類の分娩。可能ジカウイルス感染の証拠のない女性の産科・新生児罹患率に有意差はなかった。さらに,正対負ジカウイルス試験の女性から生まれた乳児の平均頭囲の差はなかった。ジカ感染女性から生まれた小頭症乳児は同定されなかった,内水頭症を伴った1乳児は未確認可能なジカ疾患を持つ女性に生まれた。妊娠中の母体ジカ感染に曝露された児の長期予後はまだ知られていない。主にヒスパニック系集団地域における大規模出生前ジカスクリーニングプログラムに基づいて,4%が感染2/1000のみで報告された旅行からのリスクであることを同定した。強く影響を受けた領域から移動する女性は感染のリスクが最も高かった。妊娠中の可能なジカウイルス感染の証拠を有する女性に生まれた乳児における新生児頭囲パーセンタイルは減少しなかった非感染女性から生まれた乳児と比較した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *感染 ,  *妊娠 ,  周産期 ,  *ウイルス感染 ,  乳児 ,  分娩 ,  妊婦 ,  旅行 ,  *女性 ,  新生児 ,  血清
準シソーラス用語： 母体 ,  頭囲 ,  *出生 ,  *転帰 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： キーワード新生児頭囲 ,  集団ベーススクリーニング ,  妊娠 ,  旅行の歴史 ,  ジカウイルス感染

分類 (2件)： 婦人科・産科の臨床医学一般  (GS01030W) ,  生理活性ペプチド  (EB08100U)

タイトルに関連する用語 (6件)： 妊娠 ,  ウイルス感染 ,  女性 ,  小児 ,  転帰 ,  大規模