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J-GLOBAL ID：201702225951493848   整理番号：17A1612381

宮城県津波被災地に展開する大規模法人経営の現況-A法人の分析から-

著者 (2件)： 宮路広武 (農研機構 東北農業研究セ) ,  磯島昭代 (農研機構 東北農業研究セ)
資料名： 農業経営研究  (Japanese Journal of Farm Management)
巻： 55  号： 3  ページ： 65-70  発行年： 2017年10月25日 
JST資料番号： L4236A  ISSN： 0388-8541  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2011年3月の東日本大震災により宮城県の太平洋沿岸地域は大きな津波被害を受けた。津波被害から5年が経ち,復興は現地における農地の面的集積と大規模土地利用型経営の育成が同時に実施される方向で進んでいる。本稿では,宮城県仙台平野に位置するa,b市に展開する5つの大規模法人経営の動向を概観したうえで,津波被災後早期から経営を再開したA法人の分析を通して,大規模土地利用型法人経営の実態と課題を次の項目に沿って記述した。1)2市に展開する大規模経営体,2)A法人の現況(A法人の概要,外部環境の変化,規模拡大過程の実態,生産の現状),である。

シソーラス用語： *大津波 ,  *農業経営 ,  実態調査 ,  農地 ,  土地利用 ,  *法人体企業 ,  事例研究 ,  宮城県 ,  仙台平野 ,  *東日本大震災 ,  被災地 ,  *法人経営 ,  *津波災害
準シソーラス用語： 外部環境 ,  *大規模経営 ,  *津波被害

分類 (2件)： 自然災害  (FC04020J) ,  農業経済,農業経営  (FB01020L)

引用文献 (5件)：

• 大室健治・梅本雅・松本浩一 (2010) : 「農業法人における経営類型別の財務指標の標準値とランク区分」, 『普及成果情報』, 農研機構.
• 斉藤由里子 (2014) : 「大震災からの農業復興における農業者の組織化・法人化」, 『農林金融』, pp126-137.
• 関野幸二・磯島昭代・伊藤和子 (2015) : 「津波被災地域における雇用型法人経営の展開方向と課題」, 『中央農業総合研究センター研究資料』, 10, pp113-120.
• 内田多喜生 (2015) : 「宮城県の津波被災地における農業復旧・復興の現状と課題」, 『農林金融』, pp126-137.
• 梅本雅・盛田清秀 (2014) : 「本書の目的と構成」, 日本農業経営学会編, 『農業経営の規模と企業形態-農業経営における基本問題-』, pp1-20.

タイトルに関連する用語 (6件)： 宮城 ,  津波被災 ,  展開 ,  大規模 ,  法人経営 ,  分析