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J-GLOBAL ID:201702226054872957   整理番号:17A1506592

フェノール化合物のプロファイリングと成熟の2段階におけるMelia azedarachL.葉と果実の抗酸化活性【Powered by NICT】

Profiling of phenolic compounds and antioxidant activity of Melia azedarach L. leaves and fruits at two stages of maturity
著者 (9件):
資料名:
巻: 107  ページ: 232-243  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0732A  ISSN: 0926-6690  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究を二種類の成長段階でMelia azedarach(L.)の葉(若齢および老齢)及び果実(果肉および核)のフェノールプロファイルにおける成熟変化を調べることを目的とする。全部で26フェノール化合物をタンデム質量分析(HPLC DAD ESI MS/MS)を用いた高速液体クロマトグラフィー-ダイオードアレイ検出器により同定した。はグリコシル化型であることを見いだしたフェノール酸,フラボノールおよびフラバノールを含んでいる。主なフェノール化合物はルチン(5.86 21.33%,280nmでの全積分ピーク面積),クェルセチン 3 O ネオヘスペリドシド(3.95 8.76%),ケンペロール 3 O ルチノシド(2.73 11.23%),feruloylglucaric酸(0.85 11.84%)とフェルロイルキナ酸誘導体(1.94 11.07%)であることが分かった。フェノール化合物の分布パターンは,成熟の段階に依存する器官特異的およびいくらかの変数であった。さらに,総フェノール含量は異なるin vitroアッセイを用いて抗酸化能と同様に決定した。若い葉の抽出物は最高の全フェノール含量(85.4mgGAE/g抽出物)を示し,古い葉と未成熟/成熟果実部分に比べて2,2-ジフェニル-1-ピクリルヒドラジルDPPHと最高の酸素ラジカル吸収能(ORAC)(235と328mgトロロックス当量/g抽出物)に対して最も強い捕捉活性を示した。対照的に,最高の金属キレート化活性(MCA)は未成熟果肉抽出物(22.85mg EDTA当量/g抽出物)で観察された。Pearson相関及び主成分分析(PCA)はクェルセチン 3 O ネオヘスペリドシド,ルチンおよびケンペロール 3 O ルチノシドは抗酸化能に対する主な寄与因子であったことを示した。これらの結果に基づき,M.azedarachは医薬品および化粧品利用の分野に使用できる天然抗酸化剤の優れた供給源として役立つであろう。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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植物の生化学  ,  薬用植物 

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