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J-GLOBAL ID：201702226134366067   整理番号：17A0539063

プリント回路基板の2本のグラウンドスロット間のクロストーク解析

Analysis of crosstalk between slot lines placed in a printed circuit board.

著者 (3件)： 戸花照雄 (秋田県大 システム科学技術) ,  笹森崇行 (秋田県大 システム科学技術) ,  礒田陽次 (秋田県大 システム科学技術)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 116  号： 515(EMCJ2016 120-125)  ページ： 1-4  発行年： 2017年03月03日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： プリント回路上に素子等を高密度で実装するために,回路の多層化が進みグラウンドのビアホールや切れ込みなどにより形成されるスロットの影響が懸念されている。本報告では両面基板の片面に2本のグラウンドスロットが平行に近接して置かれた場合のスロット間の電磁結合を多導体伝送線路理論を用いて解析する。ここで,1つのスロットに電磁界が伝搬するときの横断面の電磁界を用いてスロット間の単位長さ当たりの相互キャパシタンスとインダクタンスを計算した。解析結果とFDTD法による結果との比較により,スロット幅が小さい場合において提案手法に妥当性があることが示された。(著者抄録)

シソーラス用語： *プリント基板 ,  クロストーク ,  高密度実装 ,  *多線条線路 ,  電磁結合 ,  スロット【電機】

分類 (2件)： プリント回路  (NA05040O) ,  伝送線  (NC04030C)

引用文献 (10件)：

• T.M.Zeeff, T.H.Hubing and T.F.V.Doren, ′′Traces in proximityh to gaps in return planes,′′ IEEE Trans. Electromagn. Compat., vol.47, no.2, pp.388-392, May 2005.
• 上山博也,前野剛,平田晃正,王建青,藤原修,′′グラウンド層スリット付きプリント回路基板から流出する伝導雑音電流のFDTD計算,′′信学技法,EMCJ2007-96,pp.1-6,Dec.2007.
• 工藤康博,戸花照雄,笹森崇行,礒田陽次′′プリント基板上の線路間のクロストークとその抑制方法の検討,′′信学技法,EMCJ2008-61,pp.11-16,Oct.2008.
• 飯田導平,前野剛,藤原修,′′車載用プリント配線基板におけるFM帯平行2配線間クロストークのリターングラウンドサイズ依存性,′′信学技法,EMCJ2010-38,pp.37-42,July2010.
• 小西佑典,村野公俊,肖鳳超,上芳夫,′′グラウンドスリットに平行なマイクロストリップ線路の伝送特性,′′信学技法,EMCJ2011-46,pp.13-18,July 2011.

タイトルに関連する用語 (6件)： プリント回路基板 ,  本 ,  グラウンド ,  スロット ,  クロストーク ,  解析