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J-GLOBAL ID：201702226142124580   整理番号：17A0545356

モデルベース開発におけるデータ並列化に関する検討

著者 (2件)： 竹松慎弥 (名古屋大 大学院情報科学研究科) ,  枝廣正人 (名古屋大 大学院情報科学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 116  号： 511(DC2016 84-108)  ページ： 263-266  発行年： 2017年03月02日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,大規模・複雑化が進む組込みシステムの開発に対して,モデルベース開発が普及している。また,性能向上やリアルタイム性向上のために並列処理の適用が検討されることが多く,特に制御分野においてモデルベース並列化の実現が求められている。一般的に制御分野のシステムにおいてはデータ並列性が低く,タスク並列やパイプライン並列のほうが有効であることが多い。しかし,例えば自動運転システムなどでは,データ並列性が高い画像処理などをシステムに組み込むこともあり,データ並列化も必要となってきている。そこで,本研究ではモデルベース開発におけるデータ並列化の実現を目指す。制御システムのモデルベース開発でよく用いられるMATLAB/Simulinkにおいて,データ並列性の高いモデルはForIteratorブロックやUnbuflerブロックを用いて作られる。このようなモデルからいくつかのマルチ・メニーコアアーキテクチャに向けた自動コード生成手法を検討した。(著者抄録)

シソーラス用語： *ソフトウェア開発 ,  *組込みシステム ,  並列処理 ,  計算機アーキテクチャ ,  マルチプロセッサシステム ,  コード生成 ,  数値計算
準シソーラス用語： *モデルベース開発 ,  メニーコアアーキテクチャ ,  マルチコア ,  マルチコアアーキテクチャ ,  自動コード生成 ,  MATLAB/Simulink ,  OpenMP

分類 (1件)： 計算機システム開発  (JD02010R)

引用文献 (4件)：

• Math Works, Simulink, https://jp.mathworks.com/products/simulink.html, 2017.
• 梅田弾他: モデルベース開発向け画像処理ソフトウェアの並列化フレームワーク, 2015-EMB-38, No.4, 研究報告組込みシステム (EMB), 2015.
• 山口滉平, 竹松慎弥他: Simulinkモデルからのブロックレベル並列化, ESS2015, 21, 2015.
• Open MP, https://www.openmp.org/, 2017.

タイトルに関連する用語 (2件)： モデルベース開発 ,  データ並列