抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
近年,無線式列車制御システムが導入され始めている。このシステムは,車上制御装置が認識している列車位置を地上制御装置に無線で伝送することで地上設備を削減できる点が特徴である。このシステムは列車位置を,列車の在線範囲として把握するため,列車長の特定が必要となる。しかしながら,貨物列車など列車長が固定的でない列車の場合は,その把握が困難であり,何らかの簡易な手法が求められている。そこで,前後車両に設置した慣性センサと,速度発電機を用いて線路特徴点を前後車両それぞれで検出し,その間に走行した距離により,列車長を算出する手法を提案する。本報告ではこの列車長の想定誤差の考え方と現車試験の結果について述べる。(著者抄録)