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J-GLOBAL ID：201702226518487245   整理番号：17A0186166

〔国際農林水産業研究の潮流に対応した新たな研究課題〕東北タイにおけるチーク植栽技術とチーク産業の将来

著者 (1件)： 野田巌 (森林総合研 国際連携・気候変動研究拠点)
資料名： JATAFFジャーナル  (JATAFF Journal)
巻： 5  号： 2  ページ： 30-34  発行年： 2017年02月01日 
JST資料番号： Y0218B  ISSN： 2187-4948  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： タイの郷土樹種チークは熱帯の代表的有用樹種で,家具・内装用をはじめ多用途な木材として価値が高い。天然チーク林が減少する一方で,林業樹種としては初期成長が早く収益性も高いため地域農家の生活向上にもつながるとしてチーク造林の関心は高い。タイでも有用郷土樹種として造林されてきたが農家にとって負担の大きい造林経費の軽減,良好な生育にどの程度向いているかの判断技術が課題となっていた。国際農林水産業研究センターとタイ王室森林局が共同した定量的調査研究により,東北タイにおけるチークの萌芽更新技術,チーク植栽の土壌適性判断技術等が開発され現地で活用されつつある。課題はあるが,チーク産業への貢献も期待できる。(著者抄録)

シソーラス用語： *造林 ,  *チーク ,  *林業 ,  原価低減 ,  植物成長 ,  家具 ,  内装材料 ,  木材 ,  天然林 ,  タイ王国 ,  樹種 ,  農業従事者 ,  *産業 ,  減少 ,  変化 ,  植物生理
準シソーラス用語： 農家

分類 (1件)： 造林一般  (FF03010A)

引用文献 (12件)：

• Himmapan, W. and Noda, I. (2013) Proceedings of World Teak Conference 2013, Bangkok, Thailand (CD-ROM版).
• Kayama, M. et al. (2016) Forests 7, 36 ( 1 -21) ; doi 10. 3390/f7020036.
• Kollert, W. and Cherubini, L. (2012) Working Paper FP/47/E, FAO, Rome, Italy, 42pp.
• Noda, I. et al. (2012) JIRCAS Working Report, 74 : 82-89.
• 野田 巌・Himmapan, W. (2012) 関東森林研究, 63(1): 7-10.

タイトルに関連する用語 (7件)： 農林水産業 ,  研究 ,  潮流 ,  タイ ,  チーク ,  植栽 ,  産業