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J-GLOBAL ID：201702226629789067   整理番号：17A0599005

有機ラジカル電池のためのTEMPOレドックス高分子電荷移動の定量化

Quantifying TEMPO Redox Polymer Charge Transport toward the Organic Radical Battery

著者 (3件)： KARLSSON Christoffer (Waseda Univ., Tokyo, JPN) ,  SUGA Takeo (Waseda Univ., Tokyo, JPN) ,  NISHIDE Hiroyuki (Waseda Univ., Tokyo, JPN)
資料名： ACS Applied Materials & Interfaces  (ACS Applied Materials & Interfaces)
巻： 9  号： 12  ページ： 10692-10698  発行年： 2017年03月29日 
JST資料番号： W2329A  ISSN： 1944-8244  CODEN： AAMICK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 有機ラジカル電池の構築のために重要な電子伝導率,電子ホッピング拡散係数および自己交換再組織化エネルギーなどの電荷移動パラメータを定量化した。高分子マトリックスにおける電荷移動のこれらのパラメータをTEMPOレドックス高分子膜で被覆された交差指アレイ(IDA)電極を用いた。IDA電極の2つの作用電極の間のギャップの橋かけを行う高分子膜を通る電荷移動をサイクリックボルタンメトリー実験の間にその場ポテンシオスタットで測定した。その結果,次のことが分かった。1)電子伝導率はE⁰において8.5μS/cmで電位によるその変動はレドックスホッピングメカニズムに相当する,2)室温におけるTEMPO自己交換プロセスの拡散係数は1.9×10^-9cm²/sである,2)TEMPO自己交換プロセスの再組織化エネルギーは非水性溶媒において1.01eVである,3)これらの結果は10μmの間隔を通る伝導率を示し十分な膨潤が確保されるならば電荷はTEMPOレドックス高分子より構成される数μm厚みの電極全体を通って輸送される。

シソーラス用語： *ラジカル ,  *二次電池 ,  *酸化還元高分子 ,  *電荷移動 ,  電気伝導率 ,  ホッピング伝導 ,  電子移動 ,  直流電源 ,  定電圧電源 ,  サイクリックボルタンメトリー ,  *有機ラジカル電池 ,  電子伝導率 ,  電子ホッピング ,  ポテンショスタット

分類 (1件)： 二次電池  (YB04030K)

物質索引 (1件)： TEMPO

タイトルに関連する用語 (5件)： 有機ラジカル電池 ,  TEMPO ,  レドックス高分子 ,  電荷移動 ,  定量化