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J-GLOBAL ID:201702226631169964   整理番号:17A0127534

海水浴場における海岸利用者の安全性に関するリスク評価手法の提案

著者 (7件):
資料名:
巻: 72  号:ページ: I_826-I_831(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U0288A  ISSN: 2185-4688  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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わが国の海水浴場では,毎年多くの溺水事故が発生している.海水浴場における意識なしの溺者を含む救助は毎シーズン1,000~3,000件,応急処置は10,000~25,000件であり,溺水の要因は主に離岸流,風等であった.また,海水浴場における具体的な傷病として,刺胞毒を有するクラゲやエイ等による被害が多いことが分かった.溺水や傷病を未然に防ぐためには,海水浴場の危険性を明らかにし,海岸利用者に周知することで事故防止を図るとともに,適切なリスク管理による海水浴場の運営が望まれる.そこで,わが国の海水浴場における溺水の要因や傷病の特徴,監視救助体制の課題などを考慮した海岸利用者の安全性に関するリスク評価手法を検討し,安全な海岸利用に影響を与える要因(ハザード)とそれによる溺水や傷病(ケガ等)が起こりうる可能性を考慮したHazards & Risksと,事故防止・監視救助体制などのBeach management & Patrol systemに関わる評価項目,評価指標,評価方法,さらに安全性の高い海水浴場の条件(総合評価)について提案した.(著者抄録)
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著者キーワード (4件):
分類 (1件):
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観光,レクリエーション 
引用文献 (14件):
  • 1) 厚生労働省:家庭内における主な不慮の事故の種類別にみた年齢別死亡数・構成割合,http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/suii09/deth18.html.
  • 2) 警察庁:水難の概況(統計データ),https://www.npa.go.jp/toukei/index.htm.
  • 3) 海上保安庁:夏季マリンレジャー安全推進活動期間の事故発生状況(速報値,2015年7月1日~8 月31日), http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/h27/.
  • 4) 小峯力・石川仁憲・風間隆宏・堀口敬洋:海浜における水難事故の発生要因と予防,海洋開発論文集,Vol. 25pp. 1335-1340, 2009.
  • 5) International Life Saving Federation of Europe : Designated Bathing Area Risk Assessment Report Version 8, 2014.
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