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J-GLOBAL ID：201702226885616901   整理番号：17A0638669

ナノ粒子-蛋白質システムのPH依存性相挙動における構造および相互作用

Structure and Interaction in the pH-Dependent Phase Behavior of Nanoparticle-Protein Systems

著者 (6件)： YADAV Indresh (Bhabha Atomic Res. Centre, Mumbai, IND) ,  YADAV Indresh (Homi Bhabha National Inst., Mumbai, IND) ,  KUMAR Sugam (Bhabha Atomic Res. Centre, Mumbai, IND) ,  ASWAL Vinod K. (Bhabha Atomic Res. Centre, Mumbai, IND) ,  ASWAL Vinod K. (Homi Bhabha National Inst., Mumbai, IND) ,  KOHLBRECHER Joachim (Paul Scherrer Inst., Villigen, CHE)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 33  号： 5  ページ： 1227-1238  発行年： 2017年02月07日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アニオン性シリカナノ粒子(18nm)に対する球状蛋白質の吸着を動的光散乱,吸着等温線および小角中性子散乱により検討した。正電荷をもつリゾチームはナノ粒子と強く吸着し,リゾチーム濃度に対して指数的に吸着量は増大した。飽和吸着量はリゾチームの等電位点のpHで最大となった。一方,アニオン性のウシ血清アルブミンはpHによらずナノ粒子と吸着しなかった。吸着性によらず蛋白質とナノ粒子の混合物は同様の相挙動を示し,蛋白質濃度が低い場合には透明な一相,臨界蛋白質濃度(CPC)より高濃度では懸濁ニ相となった。BSAは等電位点近傍で凝集が顕著であった。近距離相互作用および電荷中和(リゾチーム)または遠距離相互作用および消耗吸引性(ウシ血清アルブミン)と静電反発により結果を説明した。

シソーラス用語： *ナノ粒子 ,  *球状タンパク質 ,  吸着 ,  *静電相互作用 ,  動的光散乱 ,  吸着等温式 ,  小角中性子散乱 ,  濃度依存性 ,  *血清アルブミン ,  *リゾチーム ,  等電点
準シソーラス用語： ウシ血清アルブミン ,  *シリカナノ粒子 ,  吸着等温線 ,  等電位点 ,  表面吸着 ,  臨界濃度

分類 (2件)： 蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  固-液界面  (CB12050B)

タイトルに関連する用語 (5件)： ナノ粒子 ,  蛋白質 ,  pH依存性 ,  相挙動 ,  相互作用