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J-GLOBAL ID：201702227117811982   整理番号：17A0465682

p型のCa₃Co₄O_9±δ熱電セラミックスの組成,電気特性,およびゼーベック係数に及ぼす合成条件の影響

Effect of Synthesis Conditions on Formation, Electrical Properties, and Seebeck Coefficient of p-Type Ca₃Co₄O_9±δ Thermoelectric Ceramics

著者 (6件)： RADHIKA T. (Centre for Materials for Electronics Technol. [C-MET], Kerala, IND) ,  RAGHU N. (Centre for Materials for Electronics Technol. [C-MET], Kerala, IND) ,  POWRNAMI N. (Centre for Materials for Electronics Technol. [C-MET], Kerala, IND) ,  POWRNAMI N. (Bharathiar Univ., Tamilnadu, IND) ,  RAMALINGAM R. Jothi (King Saud Univ., Riyadh, SAU) ,  AL-LOHEDAN Hamad A. (King Saud Univ., Riyadh, SAU)
資料名： Journal of Electronic Materials  (Journal of Electronic Materials)
巻： 46  号： 3  ページ： 1787-1793  発行年： 2017年03月 
JST資料番号： D0277B  ISSN： 0361-5235  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 世界の主なエネルギー源は原油,木材,石炭などであり,将来的には枯渇に直面し,代替エネルギー源を活用する努力への関心と重要性が高まっている。これを達成する方法の1つは,熱電(TE)ベースのデバイスの使用である。そこで,本研究では,固相法によりCa₃Co₄O_9±δセラミックスを調製した。高密度セラミックスを得るために焼成および焼結温度と持続時間の影響を調べた。キャリア濃度は12時間の焼成まで低下し,次いで増加した。移動度とホール係数は12時間まで急激に増加し,その後減少した。導電率は12時間まで一定に保たれ,その後減少した。密度および物理的特性は,850°Cで12時間まで,報告値と一致し,一方,二次相形成は,より長い時間またはより高温で観察され,物性を劣化させた。カルシウムコバルタイト形成のための最適な焼成条件は,850°Cで12時間であった。通常のセラミックプロセスを使用して,密度と特性が報告された結果と類似した値であることが判明した。

シソーラス用語： *カルシウム化合物 ,  *コバルト酸塩 ,  *セラミック ,  *輸送係数 ,  *熱電素子 ,  電気特性 ,  焼成 ,  焼結
準シソーラス用語： コバルト酸カルシウム ,  Seebeck係数

分類 (3件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V) ,  セラミック・磁器の性質  (YC03030G) ,  熱電デバイス  (NC03090J)

タイトルに関連する用語 (4件)： セラミックス ,  組成 ,  電気特性 ,  ゼーベック係数