抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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クラウドストレージはアーカイブやバックアップためのオンラインサービスとして人気を集めている。しかしながら,データを外部委託するためクラウドストレージにはセキュリティが必須である。特に,データの完全性と可用性を満たすためにはデータの監査及び修復が重要である。本稿では,クラウドストレージにおけるネットワーク符号ベースの取り出し可能性証明(Proof Of Retrievability;POR)に基づいた軽量なデータの監査及び修復を実現する手法を提案する。その中で,クライアントがデータの修復手続きから解放される“直接修復”と呼ばれる仕組みを提供する。さらに,我々はデータの監査を行う第三者監査機関(Third Party Auditor;TPA)を導入する。TPAは,クライアントの代わりにクラウドサーバに保存されているデータの可用性と完全性を共通鍵暗号ベースで検証する第三者機関であり,クライアントはデータ監査プロセスから解放される。なお,本稿のフルバージョンは[12]を参照されたい。(著者抄録)