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J-GLOBAL ID：201702227214733570   整理番号：17A1912330

天然物由来過冷却促進物質の生産とその用途開発

著者 (1件)： 河原秀久 (関西大 化学生命工)
資料名： 関西大学先端科学技術シンポジウム講演集  (関西大学先端科学シンポジウム講演集)
巻： 21st  ページ： 192-194  発行年： 2017年01月19日 
JST資料番号： L3214A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 低温環境下は,生物にとって20°C以下のことである。年間を通してこの温度域に晒される地域は,現地球上の80%以上となっている。このような環境に生き抜いてきた生物たちは,この環境を逃れたりするような多様な戦略を発揮してきた。この戦略の一つに,氷結晶制御物質を生産する能力を持った生物が多数発見され,その機能する物質について研究されている。この氷結晶制御物質の一つが,過冷却促進物質である。この過冷却促進物質は針葉樹の細胞内に多く局在しているが,この物質はコーヒー粕を初めとする種々の食品加工残渣より見出している。この機能を利用すれば,0°C以下での未凍結保存も可能である。このスクリーニング方法と検索方法,およびその応用性について解説する。(著者抄録)

シソーラス用語： *過冷却 ,  氷晶 ,  氷晶核 ,  *食品副産物 ,  あん ,  ぶどう酒 ,  ソバ ,  *エキス ,  核形成 ,  *耐凍性 ,  冷凍貯蔵
準シソーラス用語： コーヒー粕 ,  氷核形成

分類 (2件)： 食品の化学・栄養価  (FJ01020J) ,  食品の冷凍・冷蔵  (FJ03020X)

タイトルに関連する用語 (4件)： 天然物 ,  過冷却 ,  促進物質 ,  用途開発