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J-GLOBAL ID：201702227496921601   整理番号：17A0876842

抗微生物薬として3つのインドール部分を有するピリジニウムの同定

Identification of Pyridinium with Three Indole Moieties as an Antimicrobial Agent

著者 (5件)： OKADA Masahiro (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  SUGITA Tomotoshi (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  WONG Chin Piow (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  WAKIMOTO Toshiyuki (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  ABE Ikuro (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN)
資料名： Journal of Natural Products  (Journal of Natural Products)
巻： 80  号： 4  ページ： 1205-1209  発行年： 2017年04月 
JST資料番号： C0012B  ISSN： 0163-3864  CODEN： JNPRDF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 機能的スクリーニングに基づき,Discodermia calyxのメタゲノムライブラリーで形質転換した大腸菌から,3つのインドール部分を有する新規ピリジニウム,トリセピリジニウム(1)を単離した。1は,3つの非置換インドール部分を有し,抗細菌活性を示したが,大腸菌に対する抗細菌活性,抗真菌活性,およびP388細胞に対する細胞毒性は示さなかった。3つのインドール類はすべてこれらの活性に寄与した。抗微生物活性とは対照的に,8′′-位でのインドール基の脱離は,トリセピリジニウムブロミドのそれよりも,P388細胞に対するさらに強力な細胞毒性を結果として生じた。1の合成は実現可能であること,そして3つのインドール部分は,本合成スキームを用いて,類似の誘導体と容易に置換されることを示した。

シソーラス用語： 抗微生物薬 ,  *窒素複素環化合物 ,  *芳香族縮合化合物 ,  *ピリジニウム ,  海綿動物 ,  遺伝子ライブラリー ,  形質転換 ,  抗細菌作用 ,  腫瘍細胞 ,  培養細胞 ,  抗腫瘍作用
準シソーラス用語： Discodermia calyx ,  P388細胞 ,  *インドール誘導体 ,  *ピリジン誘導体 ,  メタゲノムライブラリー ,  抗細菌活性

分類 (2件)： ピリジン  (CF07095Q) ,  ピロールの縮合誘導体  (CF07077C)

物質索引 (3件)： トリセピリジニウム ,  1-[2-(1H-インドール-3-イル)エチル]-3,5-ジ(1H-インドール-3-イル)ピリジニウム・ブロミド ,  1-エチル-3,5-ジ(1H-インドール-3-イル)ピリジニウム

タイトルに関連する用語 (4件)： 抗微生物薬 ,  インドール ,  ピリジニウム ,  同定