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J-GLOBAL ID：201702227583746163   整理番号：17A0112841

化粧品の防腐技術者のための講座 4 化粧品処方設計における防腐検討のポイント

著者 (1件)： 麓新一 (花王 安全性科研)
資料名： 日本防菌防黴学会誌  (Journal of Antibacterial and Antifungal Agents)
巻： 45  号： 1  ページ： 25-31  発行年： 2017年01月10日 
JST資料番号： G0816B  ISSN： 2187-431X  CODEN： JSAABO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 化粧品が消費者に安心して使用されるためには,一次汚染の防止はもちろんのこと,肌への安全性に十分考慮した上で容器や使用方法の実態に見合った防腐力を製剤に付与して二次汚染を抑えることが重要である。防腐剤の配合量を可能な限り少なくするためにも,製剤の自己防腐力を活用した上で不足分を防腐剤で付与ことが防腐処方設計の基本となるが,そのためには,化粧品の処方設計段階において,適切な防腐剤の選択や防腐剤以外の原料との相互作用など種々の防腐処方設計技術が用いられる。本稿では,化粧品で汎用される防腐剤や原料が製剤の防腐力に及ぼす影響など,これまでに積み上げられた技術を中心に化粧品の防腐処方設計のポイントについて解説する。(著者抄録)

シソーラス用語： *化粧品 ,  *防腐剤 ,  *薬剤学 ,  製品設計 ,  香粧品 ,  *法規
準シソーラス用語： *処方設計 ,  *薬機法 ,  薬事法

分類 (1件)： 化粧品  (YG03030S)

引用文献 (30件)：

• 中村 淳 (2017) 化粧品における防腐剤・殺菌剤に対する国内外の規制. 防菌防黴, 投稿中.
• 化粧品基準 (平成12年9月29日厚生省告示第331号).
• 医薬発第990号厚生省医薬安全局長通知 (平成12年9月29日).
• Steinberg, D. C. (2016) Frequency of Preservative Use Update Through 2014. Cosmetics & Toiletries, 131, 56-60.
• 鈴木淳子,蓑輪佳子,中村 絢,中村義昭,横山敏郎,守安貴子,中江 大 (2013) 化粧品から検出されたホルマリン,防腐剤及び紫外線吸収剤の検査結果(平成20~23年度). 東京健安セ年報, 64, 61-69.

タイトルに関連する用語 (4件)： 化粧品 ,  防腐 ,  処方設計 ,  ポイント