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J-GLOBAL ID:201702227899048169   整理番号:17A0288922

バニリンとシリンガアルデヒドのグリーンな薬品から合成したカリックスアレーンホスト:Pb2+用の蛍光発光プローブ

Calixarene Hosts Synthesized from Green Chemicals of Vanillin and Syringaldehyde: Fluorescence Probes for Pb2+
著者 (2件):
資料名:
巻: 49  号:ページ: 878-883(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: S0629A  ISSN: 0021-9592  CODEN: JCEJAQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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天然薬品,バニリンとシリンガアルデヒドを二つの異なるカリックスアレーンを提供するレソルシノールで成功裏に濃縮させた。重金属イオン(Pb2+,Ni2+,Cd2+,およびCu2+)用のホストとして,バニリン(V-ホスト)とシリンガアルデヒド(S-ホスト)から得たこれらのカリックスアレーンの能力を蛍光発光調査によって調べた。結果がカリックスアレーンの蛍光発光は,特にS-ホストについてPb2+の添加によって効果的に消光した。Stern-Volmer解析の結果がPb2+濃度との非線形関係を示している。消光は0.20~1.0Mの範囲のPb2+において飽和し,ホストとのPb2+の多重会合を示唆している。消光定数(Ksv)を,Pb2+の0.25~2μMの範囲の線形範囲からS-ホストについて1.2×106M-1およびV-ホストについて0.22×106M-1と推定した。さらに,Benesi-Hildebrand解析が,Pb2+とホストについての形成定数(K)がV-およびS-ホストについてそれぞれ,1.9×105M-1および1.2×106M-1を得た。これらの結果はPb2+はSホストによって効果的に包含されることを示している。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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有機化合物のルミネセンス  ,  分析機器 
引用文献 (32件):
  • Achatz, D. E., R. Ali and O. S. Wolfbeis; “Luminescent Chemical Sensing, Biosensing, and Screening Using Upconverting Nanoparticles,” Top. Curr. Chem., 300, 29-50 (2010)
  • Aoyama, Y., Y. Tanaka, H. Toi and H. Ogoshi; “Polar Host-guest Interaction. Binding of Nonionic Polar Compounds with a Resorcinol-aldehyde Cyclotetramer as a Lipophilic Polar Host,” J. Am. Chem. Soc., 110, 634-635 (1988)
  • Arora, V., H. M. Chawla and S. P. Singh; “Calixarenes as Sensor Materials for Recognition and Separation of Metal Ions,” ARKIVOC, 2007(2), 172-200 (2007)
  • Bhardwaj V. K., A. P. S. Pannu, N. Singh, M. S. Hundal and G. Hundal; “Synthesis of New Tripodal Receptors-A ‘PET’ Based ‘Off-On’ recognition of Ag+,” Tetrahedron, 64, 5384-5391 (2008)
  • Bonacchi, S., D. Genovese, R. Juris, M. Montalti, L. Prodi, E. Rampazzo, M. Sgarzi and N. Zaccheroni; “Luminescent Chemosensors based on Silica Nanoparticles,” Top. Curr. Chem., 300, 93-138 (2010)
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