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J-GLOBAL ID:201702227959043479   整理番号:17A0372920

キトサン-トリポリリン酸塩ナノ粒子に基づくナノとPickeringエマルションによってカプセル化された後のクルクミンのバイオアクセシビリティと抗酸化活性【Powered by NICT】

Bioaccessibility and antioxidant activity of curcumin after encapsulated by nano and Pickering emulsion based on chitosan-tripolyphosphate nanoparticles
著者 (8件):
資料名:
巻: 89  号: P1  ページ: 399-407  発行年: 2016年 
JST資料番号: D0633A  ISSN: 0963-9969  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,種々の脂質ベース製剤(Pickeringとナノエマルション)とクルクミンのカプセル封じ及びバイオアクセシビリティに及ぼすだけでなく,その抗酸化活性に及ぼす液滴サイズの影響を調べた。キトサン-トリポリリン酸塩(CS TPP)ナノ粒子によって安定化した水中油Pickeringエマルションと有機相(Span80:Tween80)を含むナノエマルションは,長鎖トリグリセリド(LCT)としての中鎖トリグリセリド(MCT)またはトウモロコシ油のどちらかを用いて調製した。口,胃および腸相から成るin vitro胃腸管(GIT)モデルを摂取した試料の油相消化の速度及び度合を特性化した。遠心分離法は消化後に混合ミセルに放出されたクルクミンの画分を測定させた(バイオアクセシビリティ)。これらの知見は,シミュレートしたGITモデルを受けた後,すべてのエマルションシステムは平均粒度の漸進的増加を経験し,消化後の液滴の凝集およびコアレッセンスに起因することを示した。粒子の電荷(ζ)は,それらの界面でのアニオン性胆汁酸塩,リン脂質及び遊離脂肪酸の蓄積のために,GITを通過する高度に負になることが観察された。脂質消化の速度及び程度とクルクミンのバイオアクセシビリティは平均液滴径(NMCT>NCO>PMCT>PCO)の減少と共に増加した。最後に,遊離クルクミンと比較して,カプセル封じしたクルクミンは高いラジカル捕捉活性(RSA),クルクミンの抗酸化活性に及ぼすエマルション系の保護効果を確認したを示したことを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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食品の化学・栄養価 
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