文献

J-GLOBAL ID：201702227963277405   整理番号：17A0389795

銅自溶製錬熱回収ボイラにおける堆積物積層および腐食

Deposit Build-up and Corrosion in a Copper Flash Smelting Heat Recovery Boiler

著者 (4件)： LEHMUSTO Juho (Abo Akademi Univ., Turku, FIN) ,  STENLUND Daniel (Abo Akademi Univ., Turku, FIN) ,  LINDGREN Mari (Outotec Res. Center, Pori, FIN) ,  YRJAS Patrik (Abo Akademi Univ., Turku, FIN)
資料名： Oxidation of Metals  (Oxidation of Metals)
巻： 87  号： 1-2  ページ： 199-214  発行年： 2017年02月 
JST資料番号： E0165C  ISSN： 0030-770X  CODEN： OXMEAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 自用製錬法は硫化鉱から主に銅およびニッケルを抽出する自己発熱型の環境に適合した方法である。本研究では,銅自溶製錬における堆積物の生成および腐食を理解するため,堆積物生成速度および腐食速度に及ぼすプロセスガス温度(400~900°C)および熱伝導表面温度(160~320°C)の影響に注目した。温度に応じた堆積速度の増加は,多量の煙道ダスト粒子の部分融解および焼結による閉塞と表面への良好な密着性によって説明できた。プロセスガス温度の上昇と共に腐食速度が高くなった。堆積物の下に鉄硫化物(FeSO₄またはFe₂(SO₄)₃)が見出され,SO₃と水蒸気の反応によって生成した硫酸(H₂SO₄)により腐食が誘起したことが示唆された。

シソーラス用語： 非鉄製錬 ,  銅製錬 ,  *自溶製錬 ,  回収ボイラ ,  *ボイラ管 ,  腐食 ,  合金鋼 ,  *耐食性 ,  露点 ,  堆積物 ,  *腐食機構 ,  腐食速度 ,  硫酸 ,  煙道ガス ,  金属組織 ,  エネルギー分散X線分光分析 ,  電子顕微鏡観察
準シソーラス用語： 熱回収ボイラ ,  ボイラ腐食 ,  クロム鋼 ,  高クロム鋼 ,  酸腐食 ,  プロセスガス ,  露点腐食 ,  ミクロ組織【金属組織】 ,  走査電子顕微鏡法

分類 (2件)： 腐食  (WB03030B) ,  製錬  (WD02030A)

タイトルに関連する用語 (5件)： 銅 ,  自溶製錬 ,  熱回収ボイラ ,  堆積物 ,  腐食