文献
J-GLOBAL ID:201702228013022011   整理番号:17A1911533

Ti濃度定量による結晶化温度とU-Pb年代から導く花崗岩中のジルコンの形成プロセス:EPMAによるジルコン中のチタン濃度の定量

Zircon growth in a granitic pluton with specific mechanisms, crystallization temperatures and U-Pb ages: Quantitative determination of Ti concentration in zircon by EPMA
著者 (2件):
資料名:
巻:ページ: 55-62  発行年: 2017年03月31日 
JST資料番号: L6761B  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
カソードルミネッセンス象観察に基づくジルコンの内部構造の分類,Ti-in-zircon温度計より内部構造ごとの結晶化温度の決定,内部構造ごとのU-Pb年代の決定を組み合わせた研究は,時間・温度の観点からジルコンの成長プロセスを明らかにする。本論文では,2016年にJournal of Mineralogical and Petrological Sciencesに公表されたYuguchi et al.(2016)“Zircon growth in a granitic pluton with specific mechanisms,crystallization temperatures and U-Pb ages:Implication to the‘spatiotemporal’formation process of the Toki granite,central Japan.”に関して,EPMAを用いたジルコンのチタン濃度の定量そしてそこから得られた結果について解説を行った。土岐花崗岩体中のマグマ起源のジルコンはカソードルミネッセンス像から2つの領域に区分できる;1つはLLC(low luminescence core)であり,もう1つはOZ(oscillatory zonation)である。それぞれの領域に対してEPMAによるTi濃度の定量分析を実施し,LLCは910°Cから760°Cの間の反応律速型成長によって,OZは850°Cから690°Cまでの拡散律速型成長により生じたことを明らかにした。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
年代測定  ,  深成岩 

前のページに戻る