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J-GLOBAL ID:201702228338736547   整理番号:17A0895984

東北日本における農業土壌の放射性セシウム遮断ポテンシャル

Radiocesium interception potential of agricultural soils in northeast Japan
著者 (8件):
資料名:
巻: 63  号:ページ: 119-126  発行年: 2017年04月 
JST資料番号: W1879A  ISSN: 0038-0768  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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福島原発事故以来,食物を通した長期にわたる放射性セシウム(Cs)の摂取は健康上の大きな問題である。筆者らは,福島県の925箇所の農業土壌を採取し,放射性Cs遮断ポテンシャル(RIP)を基に,Cs137の土壌吸着の能力と選択性を評価した。その結果,RIPは73から12700mモル/kgの範囲であり,土壌型や地域によって大きく変動した。アンドソルではRIP値は顕著に低かった。RIPは,バーミキュライト,イライト,スメクタイトを含まない土壌で低く,総炭素含量およびリン酸吸収能と負の相関を示し,粘土,シルト,交換性KとCa含量と正の相関を示した。RIPに顕著に影響する土壌特性は,おそらく土壌分類および粘土鉱物組成に影響する土壌母岩の差であると思われる。
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分類 (2件):
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土壌汚染  ,  環境の汚染及び防止 
引用文献 (28件):
タイトルに関連する用語 (5件):
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