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J-GLOBAL ID：201702228541883271   整理番号：17A1116893

日本におけるHelicobacter pyloriによるメトロニダゾール耐性感染に対するシタフロキサシン,高用量アモキシシリン,またはその両方を用いたラベプラゾールの4回投与【Powered by NICT】

Four-times-daily Dosing of Rabeprazole with Sitafloxacin, High-Dose Amoxicillin, or Both for Metronidazole-Resistant Infection with Helicobacter pylori in Japan

著者 (9件)： Sugimoto Mitsushige (Division of Digestive Endoscopy, Shiga University of Medical Science Hospital, Otsu, Shiga, Japan) ,  Sugimoto Mitsushige (First Department of Medicine, Hamamatsu University School of Medicine, Hamamatsu, Shizuoka, Japan) ,  Sahara Shu (First Department of Medicine, Hamamatsu University School of Medicine, Hamamatsu, Shizuoka, Japan) ,  Ichikawa Hitomi (First Department of Medicine, Hamamatsu University School of Medicine, Hamamatsu, Shizuoka, Japan) ,  Kagami Takuma (First Department of Medicine, Hamamatsu University School of Medicine, Hamamatsu, Shizuoka, Japan) ,  Ban Hiromitsu (Division of Digestive Endoscopy, Shiga University of Medical Science Hospital, Otsu, Shiga, Japan) ,  Otsuka Taketo (Department of Gastroenterology, Shiga University of Medical Science Hospital, Otsu, Shiga, Japan) ,  Andoh Akira (Department of Gastroenterology, Shiga University of Medical Science Hospital, Otsu, Shiga, Japan) ,  Furuta Takahisa (Center for Clinical Research, Hamamatsu University School of Medicine, Hamamatsu, Shizuoka, Japan)
資料名： Helicobacter  (Helicobacter)
巻： 22  号： 1  ページ： null  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2595A  ISSN： 1083-4389  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 背景:クラリスロマイシンおよびメトロニダゾールなどの抗菌剤に対するHelicobacter pyloriの細菌耐性は,世界的に増加,除菌治療の失敗をもたらした。ここでは,著者らは強力な酸阻害とラベプラゾールの1日四回投与(q.i.d.)から成る根絶療法を提示した。目的:メトロニダゾール耐性株に感染した日本人におけるラベプラゾールとq.i.d.とアモキシシリンまたはシタフロキサシンの除菌治療の有効性を検討した。【方法】遡及浜松医科大学附属病院または滋賀医科大学医学部附属病院でH.pyloriのメトロニダゾール耐性株に感染した111人の日本人プールされた患者:1年の7日間のラベプラゾールとq.i.d.と除菌療法の有効性を調べ,シタフロキサシン100mgを1日2回(b.i.d.)(n=82);2,アモキシシリン500mgとq.i.d.(n=15)3,アモキシシリンとq.i.d.とシタフロキサシンb.i.d.併用療法(n=14)であった。根絶状態は~13C-尿素呼気試験による8週間で評価した。intention-to-treat解析に【結果】除菌率は93.7%(95%信頼区間:87.4 97.4%,104/111)であり,クラリスロマイシン(81.1%, 90/111)とレボフロキサシン(42.3%, 47/111)に対する耐性菌の高い有病率とは無関係であった。根絶率の顕著な相違を異なる治療計画(p=.408),除菌歴(p=.096)と種々のCYP2C19遺伝子型(p=.789)間で観察されなかった。多変量解析では,強力な酸抑制治療による根絶失敗に対する有意な危険因子は見られなかった。【結論】H.pyloriのメトロニダゾール耐性株に感染した日本人患者では,90%を超える除菌率は,完全な24Hおよびラベプラゾール10mgとq.i.d.の酸阻害と共に歪感受性(アモキシシリンとq.i.d.および/またはシタフロキサシンb.i.d.)と抗生剤の適切な投与を用いて達成することができた。これらの知見は,ラベプラゾールとq.i.d.を有する二重療法とメトロニダゾール耐性株の日本人患者における抗生剤(アモキシシリンとq.i.d.またはシタフロキサシンb.i.d.)の更なる証拠である可能性がある。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *感染 ,  耐性菌 ,  *日本 ,  患者 ,  抗生物質 ,  *Helicobacter pylori ,  治療計画 ,  除菌 ,  アミノ糖 ,  エーテル ,  大環状化合物 ,  ラクトン ,  配糖体 ,  デオキシ糖 ,  ピラノシド ,  糖エーテル ,  ジオール ,  第三アミン ,  ヒドロキシケトン ,  アミノ酸 ,  ラクタム ,  フェノール類 ,  硫黄複素環化合物 ,  第一アミン ,  アルコール ,  窒素複素環化合物 ,  ニトロ化合物
準シソーラス用語： 日本人 ,  除菌療法 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： メトロニダゾール ,  抗菌薬に対する抵抗性 ,  H elicobacter pylori ,  ラベプラゾール

分類 (1件)： 感染症・寄生虫症の治療  (GD01030D)

物質索引 (5件)： クラリスロマイシン ,  ラベプラゾール ,  アモキシシリン ,  シタフロキサシン ,  メトロニダゾール

タイトルに関連する用語 (10件)： 日本 ,  Helicobacter ,  メトロニダゾール ,  耐性 ,  感染 ,  シタフロキサシン ,  高用量 ,  アモキシシリン ,  ラベプラゾール ,  投与