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J-GLOBAL ID:201702228894354470   整理番号:17A0900413

高温高圧法によって合成したMg2Si1-xSbx(0≦x≦0.025)の熱電特性

Thermoelectric properties of Mg2Si1-xSbx (0≦x≦0.025) synthesized by the high-temperature high-pressure method
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資料名:
巻: 28  号: 13  ページ: 9535-9541  発行年: 2017年07月 
JST資料番号: W0003A  ISSN: 0957-4522  CODEN: JMTSAS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ここでは,高温高圧(HTHP)法によって,熱電材料Mg<sub>2</sub>Si<sub>1-x</sub>Sb<sub>x</sub>(0≦x≦0.025)を調製し,熱電特性の温度依存性を調べた。電子プローブ微小分析(EPMA)と電界放出型走査電子顕微鏡(FESEM)の構造評価の助けを借りて,Sbドーパントは,調製した試料中で局所化していることが分る。Sbドーパントは,材料の電気伝導率,Seebeck係数及び格子熱伝導率に差を生じさせる。Sb含有量が増加するに連れて,電気伝導率は大きく増加するが,一方,Seebeck係数の絶対値は減少する。これは,より高いキャリア濃度に起因する。そして,格子熱伝導率は,多分,Mg<sub>2</sub>Si格子に導入されたSiとSb間の点欠陥フォノン散乱に起因して減少する。圧力は,格子欠陥散乱を強め,格子熱伝導率を減少させる可能性がある。その上,他の従来の方法と比較して,HTHP法のプロセス時間は,数日から<15分に非常に減少する。その結果,Mg<sub>2</sub>Si<sub>0.99</sub>Sb<sub>0.01</sub>の最大熱電性能指数(ZT)は,873Kで2.5GPaの圧力下で0.55であり,このことは,HTHPが,Mg<sub>2</sub>Si化合物熱電材料を作製する効果的な方法であることを示唆する。
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分類 (1件):
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熱電デバイス 
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