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J-GLOBAL ID:201702229179383470   整理番号:17A0625499

遠心分離膜法によるヘプタン-水界面におけるパラジウム(II)-ピリジルアゾフェノール錯体の凝集物の構造の検証

Structural Evaluation of the Aggregate of Palladium(II)-Pyridylazophenol Complex at the Heptane-Water Interface by the Centrifugal Liquid Membrane Method
著者 (3件):
資料名:
巻: 24  ページ: 105-111  発行年: 2017年05月01日 
JST資料番号: L3207A  ISSN: 1341-7215  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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ヘプタン-水界面での,Pd(II)の2-(5-ブロモ-2-ピリジルアゾ)-5-ジエチルアミノフェノール(HL)との錯体の生成および凝集を,遠心分離液膜(CLM)法を用いるUV-vis吸収および共鳴ラマン分光法により検討した。界面凝集物は,488nmに吸収極大波長を有し,錯体単量体(PdLCl)の580nmでの吸収最大波長から淡色シフトすることが分かった。PdLClの臨界凝集濃度は,2.6×10-10mol・cm-2であることが分かった。観測したUV-vis吸収および共鳴ラマンスペクトルにより,界面凝集物中の配位子は主にアゾ型状態にあることが分かり,これはこのアゾ型状態を示すスペクトルが,トルエンのような低極性溶媒中で得たPdLCl錯体のスペクトルに非常に類似しているためであった。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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白金族元素の錯体 
引用文献 (29件):
  • 1) A.G. Volkov, D.W. Deamer, “Liquid-Liquid Interfaces. Theory and Methods”, 1996, CRC Press, Boca Raton, FL.
  • 2) A.G. Volkov, “Liquid Interfaces in Chemical, Biological, and Pharmaceutical Applications”, 2001, Marcel Dekker, New York.
  • 3) H. Watarai, S. Tsukahara, H. Nagatani, A. Ohashi, Bull. Chem. Soc. Jpn., 76, 1471-1491 (2003).
  • 4) H. Watarai, “Ion Exchange and Solvent Extraction: Volume 21, Supramolecular Aspects of Solvent Extraction”, Edited by B.A. Moyer, 2013, p159-196, CRC Press, Boca Raton, FL.
  • 5) H. Nagatani, H. Watarai, Anal. Chem., 70, 2860-2865 (1998).
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