文献
J-GLOBAL ID:201702229294320784   整理番号:17A0568273

グローバルな視点~海外で活躍する人・展開する技術~/4.海外への技術展開 アジア地域における鉄道高架橋設計の事例紹介

著者 (1件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 454-457  発行年: 2017年05月01日 
JST資料番号: S0301A  ISSN: 0387-1061  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
アジアでは輸送量の大きな公共交通機関としての鉄道整備に対する期待が高まっている。これに対する日本からの円借款による事業も大きく増えてきている。本論では鉄道土木構造物に関して日本の海外展開の現状と今後必要とある事柄について述べた。1)設計基準は何を使うか。アジアで国レベルで鉄道の設計基準を有しているところは少ない。日本の鉄道標準や設計計算プログラムなどの公式な英語版を作成し普及,浸透させることが理想的である。2)現状の対応例。道路設計に使われているAASHTO基準を用いて鉄道構造物を設計することがある。3)耐震設計。数多くの震災の経験に基づいて定められた日本の耐震設計法を適用することへの期待は高い。4)高架橋の構造形式には何が良いか。日本では鉄道高架橋構造にはビームスラブ式ラーメン高架橋が一般に採用されているが,アジアでは質の良い生コンの供給が容易で無く,鉄筋組の技量も不足する場合が多いので本構造の利用は難しい。また施工期間の短い建設が望まれるため,スパン・バイ・スパン架設によるプレキャストブロックのセグメント桁を用いた施工事例が多い。5)マニラ南北通勤鉄道事業の概要。道路の混雑によりバスなどで2時間掛かっている区間がこの鉄道の完成(2021年予定)により35分で結ばれる。全線が高架構造でプレストレストコンクリートの箱形桁とRRR補強土擁壁が用いられる。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
橋梁工学一般  ,  科学技術政策,制度,組織 

前のページに戻る