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J-GLOBAL ID：201702229432103505   整理番号：17A0634567

レーザ測距儀を用いたナップ飛距離及び水深の計測方法の提案と流速推定への応用

A method for measuring nappe distance and depth of debris flow using laser range finder and application to estimate debris flow velocity

著者 (11件)： 吉永子規 (土木研) ,  吉永子規 (砂防エンジニアリング) ,  清水武志 (土木研) ,  水谷佑 (土木研) ,  水谷佑 (日本工営) ,  高橋佑弥 (土木研) ,  藤村直樹 (土木研) ,  泉山寛明 (土木研) ,  泉山寛明 (国土技術政策総合研) ,  石塚忠範 (土木研) ,  石塚忠範 (国土交通省 近畿地方整備局 六甲砂防事務所)
資料名： 砂防学会誌  (新砂防)
巻： 70  号： 1  ページ： 46-53  発行年： 2017年05月15日 
JST資料番号： G0196A  ISSN： 0286-8385  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 土石流水深と水脈飛距離が高精度に計測できれば,土石流の流速が推定できる可能性がある。2台のレーザー測距儀での計測結果と超音波流速計の流速と比較して,その特徴や適用性,課題についてまとめた。観測対象流域は桜島南東部の有村川流域(3号堰堤)とし,機器配置・観測方法等を示した。土石流が夜間に発生し超音波流速計が測定範囲外の場合でも高精度の計測が可能であった。測域センサ設置位置,飛沫の影響処理方法,計測データ時間分解能の検討を今後の課題とした。

シソーラス用語： *レーザ ,  計測 ,  測距儀 ,  *土石流 ,  水深 ,  距離 ,  水流 ,  桜島 ,  流速 ,  飛沫
準シソーラス用語： *レーザ応用計測 ,  水脈 ,  飛距離

分類 (1件)： 一般,砂防工学  (RC12010B)

引用文献 (10件)：

• Hong, Y. M. Huang, H. S. and Wan, S. (2010) : Drop characteristics of free-falling nappe for aerated straight-drop spillway, Journal of Hydraulic Research, Vol. 48, No. 1, p. 125 -129
• 井筒勝彦(1966):落差工の水理学的特性に関する研究(その1),香川大学農学部学術報告,Vol.18, No.1, p.70-76
• Kisa, H. Yamakoshi, T. and Ishizuka, T. (2014) : Impact of short-term temporal changes in volcanic ash fall on rainfall threshold for debris flow occurrence in Sakurajima, Japan, International Journal of Erosion Control Engineering, Vol. 7, No. 3, p. 75- 84
• 水山高久・上原信司(1984):土石流の水深と流速の観測結果の検討,砂防学会誌(新砂防),Vol.37, No.4, p.23-26
• 小川達則・佐々木寿・能和幸範・青山裕(2009):非接触センサの連続観測による土砂動態モニタリングの可能性,砂防学会誌,Vol.61, No.6, p.27-30

タイトルに関連する用語 (10件)： レーザ ,  測距儀 ,  ナップ ,  飛距離 ,  水深 ,  計測方法 ,  提案 ,  流速 ,  推定 ,  応用