文献
J-GLOBAL ID:201702229464874702   整理番号:17A1813233

果樹研究最前線 No.263 袋かけやわい性台木を活用した「せとか」の高品質果実生産技術

著者 (1件):
資料名:
巻: 72  号: 12  ページ: 16-19  発行年: 2017年12月15日 
JST資料番号: L0963A  ISSN: 0913-8242  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
カンキツ「せとか」は,外観美麗で剥皮が良く良食味な品種である。ここでは,本品種の商品果率向上と高糖度果実の連年安定生産技術に関する長崎県の研究事例を紹介する。1)袋かけによる果面障害発生軽減:「せとか」はトゲによる果皮の傷や日焼けの発生が多いことから,樹冠上部摘果と袋かけ(白色袋)によりこれらの果実面障害発生を軽減することが出来た。2)矮性台木による高糖度果実生産:施設栽培では大玉を生産すると,糖度の低下や隔年結果を引き起こす傾向がみられる。対策として「ヒリュウ」矮性台木を使用したところ,樹勢は良好に管理され,糖度は14度の高糖度果実の生産が出来た。なお,苗木育成段階からトゲの除去や土壌水分管理による減酸促進,整枝・枝吊りによる枝折れや樹の倒伏防止などの細やかな栽培管理を併せて実施したい。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
作物の品種  ,  果樹 
引用文献 (2件):
  • 林田誠剛:中晩生カンキツの果面障害発生実態と「せとか」における発生軽減技術 長崎農林技セ研報、第二号、一二九~一四一(二〇一一)
  • 古川忠:ヒリュウ台の利用による高糖度カンキツ「せとか」の生産技術、ながさき普及技術情報、第三五号(二〇一六)

前のページに戻る