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J-GLOBAL ID:201702230068322073   整理番号:17A1553176

炎症を減弱することおよびC57BL/6マウスにおけるPI3K/Akt/eNOS経路を調節することによりアルコール性肝障害から保護する緑茶注入【Powered by NICT】

Green tea infusion protects against alcoholic liver injury by attenuating inflammation and regulating the PI3K/Akt/eNOS pathway in C57BL/6 mice
著者 (9件):
資料名:
巻:号:ページ: 3165-3177  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2339A  ISSN: 2042-6496  CODEN: FFOUAI  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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アルコール摂取量はアルコール性肝疾患の病因の主要危険因子である。蓄積しつつある証拠は,緑茶はアルコール性肝障害を保護することを示唆している。が,基礎となる機構は不明のままである。本研究がアルコール誘発性肝臓損傷と炎症に対する緑茶の保護効果における内皮型一酸化窒素シンターゼ(eNOS)の役割を調べた。エタノールは胃内1日1回雄C57BL/6マウスに投与し,マウスに二週間緑茶または水を自由に摂取させた。は炎症性サイトカイン(インターロイキン-1β,腫瘍壊死因子-α,インターロイキン-6)のアラニンアミノトランスフェラーゼとアスパラギン酸アミノトランスフェラーゼの血漿レベル,チオバルビツル酸反応性物質の肝臓含量,マロンジアルデヒドとトリグリセリドと肝臓m RNA発現を評価した。著者らの結果は,水単独と比較して,緑茶浸出液は肝障害,肝臓酸化ストレス,肝脂質蓄積と炎症性応答を著しく低下させたことを示した。緑茶浸出液はまたエタノール処理マウスにおける肝臓核因子κB発現とその下流炎症性メディエーター(誘導型一酸化窒素シンターゼとシクロオキシゲナーゼ-2)mRNAレベルを有意に減少させた。さらに,緑茶浸出液は肝りん酸化ホスファチジルイノシトール3-キナーゼ(PI3K)とリン酸化蛋白質キナーゼB(Akt),リン酸化eNOS発現のアップレギュレーションとエタノール処理マウスにおける血漿一酸化窒素レベルの増加と関連しているを活性化した。さらに,緑茶浸出液の保護効果は,エタノール処理マウスにおけるeNOS阻害剤N~GニトロLアルギニンメチルエステルによって著しく阻害された。結論として,著者らの研究は,アルコール誘発性肝臓損傷と炎症に及ぼす緑茶浸出液の保護効果はPI3K/AKT/eNOS経路の調節を含むことを示した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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植物の生化学  ,  食品の化学・栄養価  ,  生薬の薬理の基礎研究 
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