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J-GLOBAL ID:201702230129112611   整理番号:17A0621418

エタノール溶液中の金ナノ粒子および多孔質シリコンナノ粒子によるL-システインの「オフ-オン」検出のための蛍光FRETプローブの開発

Development of Fluorescent FRET Probes for “Off-On” Detection of L-Cysteine Based on Gold Nanoparticles and Porous Silicon Nanoparticles in Ethanol Solution
著者 (2件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年03月 
JST資料番号: U7015A  ISSN: 1424-8220  CODEN: SENSC9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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負に荷電したアミノ基で被われた多孔質シリコンナノ粒子(SiNP)と正荷電したクエン酸で安定化したAuナノ粒子(AuNP)間での蛍光共鳴エネルギー移動(FRET)により,L-システイン(L-Cys)用の新規蛍光「オフ-オン」プローブを設計した。本提案FRET免疫センサーでは,新しい水溶性アミノ抱合型多孔性SiNPsが,優れた光ルミネセンス特性を示し,エタノール中でエネルギー提供者として機能する。FRETによる静電的相互作用によるSiNP-エタノールとクエン酸塩安定化AuNPsの間の優れた消光率は,理想的な「オフ状態」(切)を実現した。L-Cysの添加により,吸着されたAuNPsはSiNPの表面から自由になり,SiNP-エタノールの蛍光は回復した(入)。すなわち,チオールのAuNPとの配位能力が静電的相互作用より強いことを意味していた。エタノール中でのSiNP-AuNPの蛍光強度は,L-Cysに敏感で,回復した蛍光はL-Cysの濃度と比例していた。本方法は概して,ナノ構造化された多孔性材料に基づく新しいチオール・バイオセンサーの開発に寄与すると思われ,提案した手順は他の新しい種類のナノセンサーを作るため,様々な機能的なナノ粒子を開発することに寄与するであろう。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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アミノ酸  ,  一般及び無機化合物の蛍光・りん光(分子) 

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