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J-GLOBAL ID:201702230333164830   整理番号:17A0951758

混練型WPCの表面劣化における屋外暴露試験と促進耐候性試験の相関

Correlation between outdoor and accelerated exposure tests on the surface deterioration of wood plastic composites
著者 (2件):
資料名:
巻: 43  号:ページ: 182-195  発行年: 2017年07月25日 
JST資料番号: G0869A  ISSN: 0287-9255  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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木材-プラスチック成形複合材(WPC)に対して促進耐候性試験(キセノンランプ法:JIS K7350-2)を実施し,WPCの表面劣化現象における,屋外暴露試験に対する促進耐候性試験の促進性および相関性を検討した。促進性および相関性は,試料表面のチョーキング量を表面劣化の指標とし,評価した。促進耐候性試験後にそのままチョーキング量を測定すると,その最大値は屋外暴露試験の場合よりも大きな値をとった。一方,促進耐候性試験後に蒸留水でWPCを超音波洗浄し,その後チョーキング量を測定すると,屋外暴露試験におけるチョーキング量の最大値に近い値をとることが明らかとなった。超音波洗浄した場合における,キセノンランプ法の屋外暴露試験法に対する促進倍率は,およそ7~9であった。促進耐候性試験片の表面層を各種機器分析によって解析したところ,木材とポリオレフィンの劣化がともに生じていることが明らかとなり,これは屋外暴露試験片表面層の機器分析結果と比較的類似していた。したがって,キセノンランプ法による促進耐候性試験によって,屋外暴露試験におけるWPC表面の劣化状態をある程度再現できることが明らかとなった。(著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
改良木材  ,  ゴム・プラスチック材料試験 

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