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J-GLOBAL ID:201702230351862882   整理番号:17A0503566

非アルコール性脂肪性肝炎肝臓組織と関連する肝細胞癌のプロテオーム特性

Proteome Characteristics of Non-Alcoholic Steatohepatitis Liver Tissue and Associated Hepatocellular Carcinomas
著者 (8件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)に関連する肝癌形成の機構を明らかにするため,筆者らは,2006年から2011年の期間に本院の手術後得られたホルマリン固定パラフィン包埋試料において,ヒトNASH関連肝生検,切除肝細胞癌(HCC)およびHCV+患者のHCCのプロテオームを,胃腸腫瘍転移を伴う患者の正常な肝臓組織と比較した。加えて,オスSTAM NASHモデルマウスにおける肝腫瘍のプロテオーム分析を行った。脂質,コレステロールおよび胆汁酸生合成に関与する酵素の過剰発現といったプロテオームスペクトルにおける似た変化や,脂肪酸酸化と異化,アルコール代謝,ミトコンドリア機能の抑制や,サイトケラチン8および18の低い発現レベルと関連する例が,ヒトNASH生検やNASH HCCで観察された,HCV+ HCCではされなかった。ヒトNASH生検および/またはHCCにおける下流タンパク質発現の変化は,形質転換増殖因子β,SMADファミリーメンバー3,β-カテニン,Nrf2,SREBP-LXRαおよび核内受容体相互作用タンパク質(NRIP1)の有意な活性化や,PPARおよびp53の阻害を指摘し,このことはNASH肝癌形成における脂質の蓄積,線維症の発達,酸化ストレス,細胞増殖,およびアポトーシス抑制へのそれらの関与を示唆する。STAMマウスにおいて,PPAR阻害は明らかでない一方,サイトケラチン8および18の発現は上昇した。このことはヒトとマウスのNASH病変形成の間の必須の差異を示す。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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消化器の腫よう  ,  遺伝子発現 
タイトルに関連する用語 (5件):
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