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J-GLOBAL ID:201702231057685175   整理番号:17A1182137

シブトラミンは活性酸素種および活性窒素種の産生変化を介して大動脈内皮細胞のアポトーシスを誘発する【Powered by NICT】

Sibutramine provokes apoptosis of aortic endothelial cells through altered production of reactive oxygen and nitrogen species
著者 (10件):
資料名:
巻: 314  ページ: 1-11  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0532A  ISSN: 0041-008X  CODEN: TXAPA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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セロトニン・ノルアドレナリン再取込み阻害剤,シブトラミンの過量投与は高血圧を含む重篤な副作用,その発症機序は不明のままであることを誘発すると考えられている。,>10μMシブトラミンによる48時間インキュベーションは,ヒト大動脈内皮(HAE)細胞のアポトーシスを誘導することを見出した。シブトラミンの致死濃度による処理は反応性酸素種(ROS)の産生,小胞体ストレス応答遺伝子(熱ショック蛋白質70とC/EBP相同蛋白質)の発現変化,及び不活性化26Sプロテアソームベース蛋白質分解を促進した。処理はまた,内皮NOシンターゼの発現と活性の低下を介して一酸化窒素(NO)の細胞レベルを減少させた。これらの結果は,NOのROS産生と枯渇はアポトーシス機構における重要な事象であると薬物により誘発された血管収縮の病因に関連している可能性があることを示唆した。シブトラミンと比較して,その代謝産物(N デスメチルシブトラミン and N ジデスメチルシブトラミン)たHAE細胞,シブトラミンを代謝されにくいにはるかに少ない細胞毒性を示した。対照的に,薬剤と代謝物の両方は,チトクロームP450(CYP)3A4の高い代謝能と発現を伴う肝HepG2細胞への低細胞毒性を示した。H epG2とChang肝細胞に対するシブトラミンの細胞毒性は,CYP3A4の阻害とノックダウンにより顕著に増強された。本研究はまた,シブトラミン細胞毒性とCYP3A4媒介代謝N デスメチル代謝産物への間の逆相関を示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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有機化合物の毒性 
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