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J-GLOBAL ID:201702231086901788   整理番号:17A0500597

Ru-およびPt-改質のH-βゼオライト触媒上でのエタノールの接触脱水中のジエチルエーテル生成

Diethyl Ether Production during Catalytic Dehydration of Ethanol over Ru- and Pt- modified H-beta Zeolite Catalysts
著者 (3件):
資料名:
巻: 66  号:ページ: 199-207(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: G0238A  ISSN: 1345-8957  CODEN: JOSOAP  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,ルテニウム(Ru)および白金(Pt)改質のH-βゼオライト(HBZ)触媒(Ru-HBZおよびPt-HBZ)上でのエタノールの接触脱水を調べた。200~400°Cの反応温度の範囲でRuおよびPt改質の両方とも,エタノール転化率とエチレン選択性が温度上昇と共に増加することが明らかになった。低い温度(200~250°C)では,ジエチルエーテル(DEE)が主要な生成物であった。HBZ触媒に対するRuおよびPt改質は,DEE選択性の有意な変化なしに,エタノール転化率を高めることにより,低い反応温度でDEE収率の増加をもたらすことがわかった。本研究における全ての触媒のDEE収率を比較することにより,見かけ上Ru-HBZ触媒は250°Cで最高のDEE収率(約47%)を示した。しかしながら,350~400°Cの温度で,エチレン収率に対してRuおよびPtの効果はあまりはっきりしなかった。さまざまな特性づけ技術により,HBZ触媒のRuおよびPt改質の効果を解明した。RuおよびPtは高度に分散した形態で存在し,触媒顆粒中に良好に分布していることが明らかになった。NH3温度プログラム脱着技術によって測定した弱酸性部位も,RuおよびPt促進によって減少するように思われた。このようにして,RuおよびPtの改質によるDEE収率の増加は,触媒の固有活性の増加をもたらす最適弱酸性部位の存在によるかもしれない。HBZ触媒に対するRuおよびPtの改質は,DEE収率を約10%ほど改善することができる。(翻訳著者抄録)
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