抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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円筒屋根などの空間構造の動的風荷重を評価するための効率的なマルチグリッド法(MG)を検討した。構造物の側方領域を有するモデルにおいても適用可能とするため,複数の二次元メッシュをコースグリッドとして用いるMG法を提案した。円筒屋根周りの三次元流れ場にLarge Eddy Simulation(LES)を適用し,提案した複数の二次元コースメッシュを用いたMG法における三次元LESの計算高速化の効果を検証した。提案したMG法により評価される風荷重は,平均風圧係数および変動風圧係数の統計量において,対角スケーリング前処理付きCG法(DIAG法)とほぼ同等の結果が得られた。MG法はDIAG法に比べ,いずれの乱流モデル,解析スパン方向の分割数のモデルでも118.2%~137.6%の高速化の効果があった。