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J-GLOBAL ID:201702231822169999   整理番号:17A1484688

けい皮酸誘導体は酸化ストレスの誘導を介してC型肝炎ウイルス複製を阻害する【Powered by NICT】

Cinnamic acid derivatives inhibit hepatitis C virus replication via the induction of oxidative stress
著者 (14件):
資料名:
巻: 145  ページ: 123-130  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0654B  ISSN: 0166-3542  CODEN: ARSRDR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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いくつかのけい皮酸誘導体は,抗ウイルス活性を示すことが報告されている。本研究では,17種の合成けい皮酸誘導体を調製し,C型肝炎ウイルス(HCV)に対する有効な抗ウイルス化合物を同定するためにそれらをスクリーニングした。二ヒット化合物の一つ,化合物6は16.2 94.2の1.5 8.1μMとSI値のEC_50値を持つ遺伝子型1b,2a,3aおよび4aのウイルス複製を抑制した。けい皮酸誘導体AG490は,HCV複製およびJanusキナーゼ(JAK)2の活性を抑制することが報告されているためシグナル伝達兼転写活性化因子3(STAT3)のTyr~705のりん酸化に対する化合物6の影響を調べた。化合物6はHCV複製を強力に抑制が,同じ濃度でSTAT3Tyr~705のJAK1/2依存性リン酸化を阻害しなかった。さらに,汎JAK阻害剤はSTAT3Tyr~705のリン酸化を強力に障害をトファシチニブが,同じ濃度でレプリコン細胞,HCV感染細胞でのHCV複製を阻害し,STAT3Tyr~705のリン酸化状態は必ずしもHCV複製と相関しないとの概念を支持しなかった。反応性酸素種(ROS)の産生は,化合物6で処理することにより誘導されたが,N アセチル システインは化合物6で処理したレプリコン細胞におけるHCV複製とROS産生を回復した。これらのデータは,化合物6は酸化ストレスの誘導を介してH CV複製を阻害することを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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抗ウイルス薬の基礎研究 

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