文献
J-GLOBAL ID:201702232194992216   整理番号:17A1943700

貝殻片を利用した低コストで環境負荷の少ない海成堆積物中重金属類の長期汚染リスク対策手法の開発

Development of Low-Cost, Environment-Friendly Countermeasures against Long-Term Contamination Risk of Heavy Metals in Marine Sediments with Shell Pieces
著者 (3件):
資料名:
巻: 40  号:ページ: 235-245(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: U0148A  ISSN: 1881-3690  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
近年, 海成堆積物由来の土壌汚染が日本各地で発生している。黄鉄鉱 (FeS2) を含む海成堆積物は, 長い期間大気中に放置されると徐々に酸性土壌へと変化し, そこからは様々な有害重金属類 (鉛, カドミウム, ヒ素など) が溶出する。本研究では, アルカリ性の天然素材 (ホタテ貝の貝殻片) を用いた海成堆積物中重金属類の低コスト・低負荷型汚染対策手法を開発した。貝殻片は黄鉄鉱の酸化抑制剤として有効であり, 海成堆積物に2.5 wt%以上添加することで黄鉄鉱の酸化が抑制できることが分かった。本手法は, 黄鉄鉱の酸化分解に伴う土壌の酸性化を未然に防止するばかりでなく, 土壌中のヒ素やカドミウムの残渣態から可溶性態への形態変化を同時に防ぐことができたため, 海成堆積物からのヒ素やカドミウムの溶出リスクを大幅に低減することができた。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
土壌汚染 
引用文献 (45件):
もっと見る

前のページに戻る