抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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自己組織化に着想を得た形態創生のためのアルゴリズムを開発し,部材長一様化問題,ひずみエネルギー最小化問題,部材断面設計問題へ適用し,有用性を検討した。これらのアルゴリズムを設計支援へ応用するため,Grasshopperへ実装し,解析例を通してこの有効性を示した。その結果,以下の知見を得た。1)平面構造物,曲面構造物に部材長一様化のための節点移動アルゴリズムを適用することによって,部材長分散が減少し,部材長が一様な節点位置を得ることができる。2)平面構造物にひずみエネルギー最小化のための節点移動アルゴリズムを適用することによって,ひずみエネルギーが減少し,剛性のより大きい節点位置を得ることができる。3)平面構造物に部材断面決定のアルゴリズムを適用することによって,目標とする応力度の周辺で応力度分散と体積が減少し,適切な部材断面を設計することができる。4)これらのアルゴリズムを実装した複数個のコンポーネントを直列に連結することによって目的関数が複数ある場合にも適用できる。