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J-GLOBAL ID:201702233165991324   整理番号:17A1613001

スポーツウェアによる皮膚摩擦の実態と摩擦条件が皮膚表面微細三次元構造に及ぼす影響

Friction on the Skin Caused by Sportswear and the Effects of Fabric Type andAir Conditions on the Three-Dimensional Microstructure of the Skin’s Surface
著者 (5件):
資料名:
巻: 58  号: 10  ページ: 833-841(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: G0575A  ISSN: 0037-2072  CODEN: SESKB9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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動作時の衣服と皮膚の摩擦に着目し,若年女子102名を対象に,スポーツウェアによる皮膚摩擦の実態調査を行った.調査対象者の約40%が運動時に摩擦の不快を感じており,その部位は胸,鼠径,大腿内側,腋窩等であった.運動時の下衣として,ポリウレタン素材が多く挙げられ,ぴったりしたものを着用すると答えた人は60%以上であった.そこで,健康肌の若年女子10名を被験者に,27°C・40%RH,32°C・70%RHの2種の環境条件下,組成(綿・ポリ)と組織(織・編)の異なる4試料で,大腿内側への摩擦を行い,皮膚表面微細三次元構造への影響について検討した.その結果,皮溝・皮丘間距離の最大値を表す粗さパラメータSRzが,暑熱条件下で低値を示し,暑熱下での編物の摩擦が値を有意に低下させることが明らかとなった.滑りにくい編物の摩擦により,発汗し軟化した皮膚の平滑化が生じたと考えられる.発汗を伴う運動時,伸縮素材の着用による摩擦の皮膚への影響が明らかとなり,ストレッチ性下衣において,設計上の配慮を要すると示唆された.(著者抄録)
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分類 (2件):
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関連産業  ,  人間機械系 
引用文献 (20件):
タイトルに関連する用語 (5件):
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