抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2020東京オリンピック・パラリンピック(東京オリ・パラ)の開催に関連して,観光情報学とスポーツの関係について,ホストタウン構想と東日本大震災の影響を中心に考察した。東京オリ・パラ開催決定により,以前にはほとんど注目されなかった国内の障がい者の水泳大会が大きな盛り上がりを見せるなど,世の中に大きな変化をもたらしている。本稿では,東京オリ・パラ開催の機運を高めるために全国の自治体と出場国・地域との国際交流を財政支援する「ホストタウン構想」に関して,観光情報学会が,事前合宿で日本を訪れる選手やコーチが充実したトレーニング以外の時間を持てるような仕掛けを提言することを提案した。また,東日本大震災による原発事故の影響に対する危惧感には日米の学生間で差のあることを指摘するとともに,東京オリ・パラ開催と「東日本大震災からの復興」との関連付けや切り離しをどうするのか考えることの重要性を述べた。