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J-GLOBAL ID：201702233371347890   整理番号：17A1219494

チタン基礎講座 6 チタンのAdditive Manufacturing(付加製造)

著者 (1件)： 中野貴由 (大阪大 大学院工学研究科)
資料名： 軽金属  (Journal of Japan Institute of Light Metals)
巻： 67  号： 9  ページ： 470-480  発行年： 2017年09月30日 
JST資料番号： F0772A  ISSN： 0451-5994  CODEN： KEIKA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,チタンとチタン合金のAdditive manufacturing(付加製造)について解説した。まず,付加製造について,その始まりからの歴史(オバマ米大統領が2013年一般教書演説を行った際に「3Dプリンタがモノづくりを変える」と発言したことをきっかけに全世界的なブールを引き起こした)を振り返った。次に,AMの種類として,金属材料に適したAMとして,粉末床溶融結合法[EBMとSLM],およびレーザービームを熱源に金属粉末を投入する指向性エネルギー堆積法を説明した。更に,チタンとチタン合金へのAMの適用(チタン合金の積層造形性,ならびに組織と力学特性:Ti-6Al-4V合金を例に挙げて,チタン合金造形体の最適条件探索のための計算機シミュレーション)について解説した。最後に,3次元形状と材質(組織)の同時制御が可能(チタン合金における形状パラメータ制御,材質パラメータ制御)なAMについて言及した。

シソーラス用語： *付加製造 ,  *3Dプリンタ ,  電子ビーム融解 ,  レーザ融解 ,  指向性 ,  レーザ蒸着 ,  *チタン ,  *チタン合金 ,  Ti-6Al-4V合金 ,  金属粉末 ,  引張強さ ,  伸び ,  計算機シミュレーション ,  最適化 ,  プロセスパラメータ ,  形状制御 ,  集合組織 ,  制御 ,  *凝固組織 ,  *機械的性質 ,  Young率 ,  金属組織
準シソーラス用語： レーザ積層造形 ,  材質 ,  組織制御 ,  電子ビーム積層造形 ,  粉末床溶融結合

分類 (2件)： 鋳造に関する各種技術  (WC01040B) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N)

タイトルに関連する用語 (3件)： チタン ,  基礎 ,  付加製造