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J-GLOBAL ID：201702233548038308   整理番号：17A0307357

現代加速器の歴史的進化

著者 (1件)： 高山健 (高エネルギー加速器研究機構)
資料名： ΑΤΟΜΟΣ  (Journal of the Atomic Energy Society of Japan)
巻： 59  号： 3  ページ： 135-141  発行年： 2017年03月01日 
JST資料番号： G0154A  ISSN： 1882-2606  CODEN： NGEGAL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 約170年の歴史を持つ荷電粒子加速器の発展の過程を科学技術史的にまとめた。広く普及している加速器の動作原理を簡潔に紹介し,それぞれのルーツを辿り,進化の中での相互の関係を解説する。実験室科学から巨大科学へ展開していく加速器をベースにした20世紀物理学の必然性と共に,第2次世界大戦の影響にも言及する。最後に21世紀における基礎科学としての巨大科学の存続の可能性を他の国家プロジェクトとの比較で論じる。(著者抄録)

シソーラス用語： *荷電粒子 ,  *加速器 ,  サイクロトロン ,  シンクロトロン ,  静電加速器 ,  線形加速器 ,  円形加速器 ,  *衝突型加速器 ,  *核変換 ,  *ビーム ,  *プロジェクト
準シソーラス用語： *ハドロン衝突型加速器 ,  *加速器駆動核変換 ,  *量子ビーム ,  *国家プロジェクト

分類 (1件)： 加速器一般及び理論  (BE02010M)

引用文献 (22件)：

• E.Rutherford, “The scattering of alpha and beta particles by matter and the structure of the atom”, Philosophical Magazine 21, 669 (1911).
• H.M.Kroto, J.R.Heath, S.C.O'Brien, R.F.Curl, and R.E.Smalley, “C₆₀: Buckminsterfullerene”, Nature 318, 162 (1985).
• K.Takayama and R.J.Briggs (Edit), Induction Accelerators (Springer, Berlin Heidelberg, 2011)
• J.J.Thomson, “Cathode Rays”, The Electrician 39, 104 (1897).
• W.Röntgen, “On A New Kind Of Rays”, Science 3, Issue 59, 227 (1896).

タイトルに関連する用語 (3件)： 加速器 ,  歴史 ,  進化