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J-GLOBAL ID：201702233689859914   整理番号：17A0149955

地震観測に基づく地盤-建築構造物の動的相互作用に関する研究

Study on soil-building structure dynamic interaction based on strong motion observation

著者 (10件)： 小豆畑達哉 (建築研 国際地震工学セ) ,  井上波彦 (国土技術政策総合研) ,  飯場正紀 (北大 大学院工学研究院) ,  飯場正紀 (建築研) ,  鹿嶋俊英 (建築研 国際地震工学セ) ,  小山信 (建築研) ,  中川博人 (建築研) ,  田沼毅彦 (建築研) ,  田沼毅彦 (都市再生機構) ,  森田高市 (国土技術政策総合研)
資料名： 建築研究資料  (Building Research Data)
号： 167  ページ： 344P  発行年： 2015年10月 
JST資料番号： Z0091A  ISSN： 0286-4630  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 地盤,建築物の同時地震観測に基づくデータを用いて,建築物の地震入力,応答に対する地盤-構造物相互作用の影響を把握し,相互作用評価技術を検討した。低層建築のフーリエスペクトル比に動的相互作用の影響が強く現れた。スウェイまたはSRモデルを用いてパラメータを同定し,地盤-構造物相互作用による建築物地震応答の低減効果を定量的に把握した。基礎構造の根入れ深さと表層地盤の1,2次固有振動数での変位分布から,入力損失効果を求める方法を示した。

シソーラス用語： 地震観測 ,  *地盤構造物相互作用 ,  地震動 ,  *地震応答 ,  低層建築 ,  高層建築 ,  免震構造 ,  *測定データ ,  予測誤差 ,  システム同定 ,  力学モデル ,  *建築基礎 ,  根入れ長さ ,  表層構造 ,  固有振動数 ,  構造計算 ,  極限強度 ,  スペクトル解析 ,  *地震荷重 ,  損失
準シソーラス用語： 限界耐力計算 ,  スペクトル比 ,  入力損失

分類 (1件)： 土圧,土の動的性質,地盤の応力と変形  (RA03060A)

引用文献 (17件)：

• 日本建築学会:建築構造力学の最近の発展-応力解析の考え方-、1987
• 国土交通省建築研究所:改正建築基準法の構造関係規定の技術的背景、ぎょうせい、2001
• 小島宏章、福和伸夫、飛田潤:強震観測・常時微動計測に基づく中低層建物の入力損失効果に関する研究、日本建築学会構造系論文集、第587号、pp.77-84, 2005.1
• 安井譲、井口道雄、赤木久真、林康裕、中村充:1995年兵庫県南部地震における基礎有効入力動に関する考察、日本建築学会構造系論文集、No.512、pp.111-118、1998.10
• 原口 圭,神田 順,稲垣光剛:常時微動測定による中低層建物を対象とした地盤・建物相互作用系の同定手法, 日本建築学会論文集, 第564号, pp.31-37, 2003.2

タイトルに関連する用語 (5件)： 地震観測 ,  地盤 ,  建築構造物 ,  動的相互作用 ,  研究