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J-GLOBAL ID:201702233847576938   整理番号:17A0565737

多体動力学による,高速列車車両上の着席乗客モデルの構築

Construction of seated passenger model on high speed railway vehicle by multi-body dynamics
著者 (5件):
資料名:
巻:号:ページ: 16-00459(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: U0484A  ISSN: 2187-9745  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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近年,車両,truck,並びに電気に関する技術の進歩により,高速列車の速度が向上している。しかしながら列車の高速化は高周波振動を引き起こし,乗り心地は後部座席の共振により劣化する。本研究では,多体動力学(MBD)乗客モデルにより,高周波を含む振動を減らす指針を確立した。まず,乗客モデルを構成するため,振動試験により乗客と座席の振動特性を調べた。振動試験は,0.2Hzから40Hzの線形掃引波を前後又は垂直方向に入力し,乗客の頭部,肩,胸,腹,もも,及び座席の加速度を測定した。つぎに,13の質量と23の自由度を持つ乗客モデルを,MBDを使って作り上げた。その後,線形掃引波の下でシミュレーション研究を行って,シミュレーションと実験の結果を比較した。シミュレーション結果は実験結果と良好な一致を示し,この乗客モデルの妥当性が立証された。(翻訳著者抄録)
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