小型無人航空機による探索システムの数理モデルの検討

宮野功晟; 新熊亮一; 大木英司

文献

J-GLOBAL ID：201702234358304030 整理番号：17A1943002

小型無人航空機による探索システムの数理モデルの検討

Study on mathematical model of multi-UAV search system

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資料名：
巻： 117 号： 308(MoNA2017 15-26) ページ： 41-44 発行年： 2017年11月09日
JST資料番号： S0532B ISSN： 0913-5685 資料種別：会議録 (C)
記事区分：原著論文発行国：日本 (JPN) 言語：日本語 (JA)

近年,遭難者や被災者の迅速な捜索,発見が大きな社会課題となっている。そういった森林山岳地帯や災害発生地域など人の立ち入りが困難な地域での捜索における有効な手段として,複数の小型無人航空機(UAV)による捜索がある。未知の数の対象を発見するために広範囲を捜索する場合,UAVがデータを取得する効率(以下,取得効率)とデータを処理した結果が取得される間隔(以下,取得間隔)の両方を考慮する必要があるが,取得効率を大きくすることと,取得間隔を短くすることとはトレードオフの関係にある。従来研究ではターゲットの探索手法や探索経路決定手法については議論がなされているが,このトレードオフについては検討されて来なかった。そこで本稿では,複数のUAVを用いた捜索システムにおいて,取得効率と取得間隔とを両立させる制御手法を提案する。(著者抄録)

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計算理論

引用文献 (15件)：

警察庁生活安全局地域課,′′平成28年における山岳遭難の概況′′,警察庁,https://www.npa.go.jp/publications/statistics/safetylife/chiiki/290615yamanennpou.pdf,2017
防衛省,′′東日本大震災への対応に関する教訓事項について′′,防衛省,http://www.mod.go.jp/j/approach/defense/saigai/pdf/k_chukan_point.pdf, 2011
I. Bekmezci, O. K. Sahingoz and S. Temel, ′′Flying Ad-Hoc Networks (FANET): A Survey, ′′ Ad Hoc Networks, vol. 11, pp. 1254-70, 2013
T. Andre, K. Hummel, A. Schoellig, E. Yanmaz, M. Asadpour, C. Bettstetter, P. Grippa, H. Hellwagner, S. Sand and S. Zhang, ′′Application-driven design of aerial communica-tion networks,′′ IEEE Commun. Mag., vol. 52, no. 5, pp. 129-137, 2014
M. Erdelj, and N. Enrico, ′′UAV-assisted disaster manage-ment: Applications and open issues, ′′ 2016 International Conference on Computing, Networking and Communica-tions (ICNC)

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