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J-GLOBAL ID:201702234744193849   整理番号:17A0972756

CFD解析を用いた日本の戸建て住宅の床下空間における蒸発・凝縮効果に関する研究

Study on the Effects of Evaporation and Condensation on the Underfloor Space of Japanese Detached Houses Using CFD Analysis
著者 (2件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年06月 
JST資料番号: U7016A  ISSN: 1996-1073  CODEN: ENERGA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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本研究の目的は,日本の戸建て住宅の床下空間における蒸発と結露の影響を調べることである。この床下スペースには自然換気が施されている。日本の典型的な木製の戸建て住宅は,コンクリート製の床下スペースの上に0.3-0.5m持ち上げられている。床下スペースの底部は通常コンクリートで舗装され,室内の居住領域の直下にある天井は木製で作られている。定常(固定)屋外環境条件および変動する環境条件の2つの条件下で,床下内部で発生する蒸発および凝縮の速度を計算するために,計算流体力学(CFD)解析が適用される。定常状態では,屋外湿度,換気率,濡れた面の比(RWS,ω)が床下空間内の蒸発と凝縮に及ぼす影響を検証した。この条件では,0~100%の屋外湿度の変化とRWS(ω=1または0)を考慮して,蒸発率と凝縮率を定量化した。さらに,通常の1.0m/sと停滞風速の0.05m/sにおける異なる換気率の影響が確認された。変動する環境条件の下では,屋外条件は24時間変化するので,RWSは変化する。従って,蒸発・凝縮速度,凝縮水量,凝縮面積が確認された。結果は以下の通りである:床下空間で高い空気流速で蒸発と凝縮現象が連続的に起こり,屋外の湿度の影響を受けやすく,低空気流条件下では凝結のみが着実に現れた。風速が強い場合,表面上の対流物質移動が大きくなる。室外湿度と床下空気流量が高い状態では,空気流の主流における対流による蒸発が大きいため,床下空間のコーナー部で主に凝縮が起こる。対照的に,空気流速が低い場合,空気流に沿って凝縮が起こる。したがって,この情報は,建築設計段階における床下スペースの設計上の考慮事項として使用することができる。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
建築環境一般  ,  建築物の防水,防湿  ,  床,天井 

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