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J-GLOBAL ID：201702234785626947   整理番号：17A1067398

スケールアップの化学工学(6)-反応器のスケールアップ-

著者 (1件)： 山口由岐夫
資料名： 化学工学  (Chemical Engineering of Japan)
巻： 81  号： 9  ページ： 479-482  発行年： 2017年09月05日 
JST資料番号： F0099A  ISSN： 0375-9253  CODEN： KKGKA4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 反応器のスケールアップを次の項目に分類して紹介する。1)反応プロセス,反応様式の分類および反応器スケールアップ,2)スケールアップ則と反応成績,3)撹拌動力分布と溶存酸素濃度の関係,4)反応器の容積と滞留時間および撹拌所要動力,5)不均一系反応器,6)微粒子合成反応器,7)固相反応器,8)ゾルゲル法反応器。相変化を伴う化学反応系のスケールアップが難しいのは,析出する前駆体は最終反応物質とは限らず中間体であるため,溶解度データが無い場合が多く,現象論的な理解に留まっているからである。スケールアップにおいては,構造形成ダイナミクスの理解に努め,撹拌混合や粘土変化にも注意が必要である。

シソーラス用語： *反応器 ,  *スケールアップ ,  滞留時間 ,  化学反応 ,  化合物 ,  均一系反応 ,  不均一系反応 ,  撹拌動力
準シソーラス用語： 反応物

分類 (1件)： 反応装置  (XE01030X)

引用文献 (16件)：

• 藤山光美ら:高分子論文集, 49(2), 87-95(1992)
• 加藤禎人ら:化学工学論文集, 35(2), 211-215(2009)
• Zhang, L. : Can. J. Chem. Eng., 93, 1891-1901(2015)
• 安藤隆之ら:Specific Research Reports of the National Institute of Industrial Safety, NIIS-SRR-NO.27, pp.5-10(2002)
• 石田雅信;エアロゾル研究, 12(3), 175-182(1997)

タイトルに関連する用語 (3件)： スケールアップ ,  化学工学 ,  反応器