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J-GLOBAL ID：201702235204294528   整理番号：17A0497683

配向制御されたO₂ビームにより試験された平滑な白金表面上へのO₂化学吸着ダイナミクス

Dynamics of O₂ Chemisorption on a Flat Platinum Surface Probed by an Alignment-Controlled O₂ Beam

著者 (2件)： Ueta Hirokazu (International Center for Young Scientists, National Institute for Materials Science, 1-2-1 Sengen, Tsukuba, Ibaraki, 305-0047, Japan) ,  Kurahashi Mitsunori (Surface Characterization Group, National Institute for Materials Science, 1-2-1 Sengen, Tsukuba, Ibaraki, 305-0047, Japan)
資料名： Angewandte Chemie. International Edition  (Angewandte Chemie. International Edition)
巻： 56  号： 15  ページ： 4174-4177  発行年： 2017年 
JST資料番号： H0127B  ISSN： 1433-7851  CODEN： ACIEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Pt表面上のO₂化学吸着kは自動車排気ガスの浄化と燃料電池電極上の酸素還元に関連するため技術的に非常に重要である。O²/Pt(111)システムは詳しく研究されているが,低いO²粘着確率とその異常なエネルギ依存性の起源がまだ未解決であった。著者らは単一のスピン回転状態選択したO₂ビーム[(J,M)=(2,2)]を用いて最初の粘着確率(S₀)の配向依存性を解明した。その結果,低い並進運動エネルギ(E₀)条件ではO₂軸が表面にほぼ平行なときにのみ直接活性化化学吸着が起こった。しかし高エネルギ状態(E₀>0.5eV)のとき,平行配向O₂のためのS₀はE₀の増加とともに減少,垂直配向O₂のためのS₀は増加し,先に状態を分解しない実験で求められていたほぼエネルギに独立なO₂粘着確率を説明できた。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *白金 ,  *吸着 ,  *酸素 ,  分子配向 ,  配向 ,  *スピン回転 ,  *確率 ,  *並進エネルギー ,  電子エネルギー損失スペクトル ,  *エネルギー依存性
準シソーラス用語： 垂直配向 ,  水平配向 ,  粘着 ,  表面吸着 ,  量子状態

著者キーワード (5件)： adsorption ,  chemisorption ,  oxygen ,  platinum ,  surface chemistry

分類 (2件)： 物理的手法を用いた吸着の研究  (CB12043P) ,  分子衝突・相互作用一般  (BH07010E)

タイトルに関連する用語 (7件)： 配向制御 ,  O2 ,  ビーム ,  試験 ,  白金 ,  化学吸着 ,  ダイナミクス