抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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これまで筆者らは技術科教育における創造的思考を育成するための指導のあり方を明らかにするために創造的思考の過程の検討を行なって来た。本研究ではこれを受け,技術・家庭技術分野の「材料と加工に関する技術」を例に採って,授業実践を行なった結果を基にして創造的思考の効果的な指導過程及び教材のあり方を明らかにする事を目的とした。具体的には,島根県の中学一年生の生徒を対象として,授業計画を立案した上で,「小幅材を使用した棚の製作」及び「構想・設計のまとめ方」の授業を実施した。生徒には創造的思考育成状況調査用紙を提出して貰った。その結果,テストの正解率の増加の傾向と創造的思考の伸長の傾向とが類似している事が判明し,計画・実施した指導過程が一定の効果が期待できる事などが分かった。