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J-GLOBAL ID：201702235558813780   整理番号：17A0032841

在室者の覚醒状態および作業効率を向上させる室内空調制御法に関する研究 その2 短時間の風速上昇が覚醒状態と作業効率に及ぼす影響

Study on HVAC control for improving occupants’ arousal state and work performance Part 2. Effects of instantaneously rising wind speed on occupants’ arousal state and work performance

著者 (3件)： 塚本健二 (佐藤工業) ,  後藤伴延 (東北大) ,  水谷国男 (東京工芸大)
資料名： 佐藤工業技術研究所報  (Report of Satokogyo Technical Research Insititue)
号： 41  ページ： 39-43  発行年： 2016年12月15日 
JST資料番号： G0297B  ISSN： 1882-0239  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は,在室者の覚醒状態および生産性を向上させる省エネ型空調制御法の開発を目指して,室内環境の変動が在室者の覚醒状態および作業効率に及ぼす影響を明らかにすることを目的とする。本報では,短時間の風速上昇を繰返すパターンが覚醒状態および作業効率に及ぼす影響を被験者実験により検討した。その結果,短時間の風速上昇を繰返すことによって,温熱的な効果以上に覚醒状態が改善され,作業効率を向上させる可能性が示された。一方で,風速上昇の頻度を一定程度以上に多くすると,むしろ覚醒状態の悪化を招き,作業効率が低下する可能性があることも示された。(著者抄録)

シソーラス用語： *省エネルギー ,  温度制御 ,  *温熱環境 ,  覚醒 ,  作業能率 ,  *風速 ,  *上昇 ,  実験
準シソーラス用語： *空調制御 ,  *覚醒状態 ,  *作業効率 ,  繰返し制御 ,  体験

分類 (2件)： 建築環境一般  (RB02010T) ,  空気調和一般  (PC01000C)

引用文献 (5件)：

• 平松 他:在室者の覚醒状態を媒介とした室温と作業効率の因果関係に関する被験者実験, 日本建築学会大会学術講演梗概集, pp483-484, 2014年9月
• 塚本 他:在室者の覚醒状態および作業効率を向上させる室内空調制御法に関する研究 その1 風速の上昇・下降が覚醒状態に及ぼす影響に関する試行実験, 佐藤工業技術研究所報, No.40, pp.57-60, 2015年12月
• 水谷 他:アクティブ制御マルティファン通風風洞の風速変動特性, 第21回風工学シンポジウム論文集, pp.125-129, 2010年12月.
• 白澤 他:記憶探索に及ぼすエネルギー覚醒の効果, 基礎心理学研究, 17(2), pp.93-99, 1999.
• 安藤 他:人間の覚醒が作業効率に及ぼす影響に関する研究, 日本建築学会中国支部研究報告会, pp.465-468, 2012

タイトルに関連する用語 (6件)： 覚醒状態 ,  作業効率 ,  室内空調 ,  制御法 ,  研究 ,  風速